NHKで100歳のお年寄りを紹介する番組があります。
たまたま何度か見たことがあるのですが、
長生きしているお年寄りに共通していることがあるんです。
それは、感謝の気持ちを何度も言葉にすること。
あるおばあさんは、いただいた物に紙を貼っていました。
そこに書かれていたことは、誰からいつもらったのかということと、
感謝の気持ち「ありがとう」が書かれていました。
おばあさんの家には、そんな紙の貼ってある物に溢れていました。
どんなことにも「ありがとう」と感謝の気持ちを持つことが長生きの秘訣だそうです。
もう一人のおばあさんは、包装紙や広告紙で綺麗な首飾りを作っていました。
その首飾りを老人ホームや施設でプレゼントしているのです。
とっても綺麗でありがたいものだからって、何度ももらっているお年寄りもいらしゃって、その方は80歳で首飾りも2回もらっているとか。
このおばあさんも長生きの秘訣は感謝の気持ちをもつことだそうです。
自分がこうして生きていることも、首飾りを作っていられるのも、み~んなありがたいことだって。
見習いたいものですよね。
今は簡単に物が手にはいるようになってしまって、
子供達も我慢することができない子が多いです。
親も子供をおとなしくするために、物やお菓子を与えたりする時代。
だからこそ、手に入れても当たり前だと思って、感謝する気持ちがなくなってしまうんですね。
苦労して手に入れるからこそわかる「ありがとう」の気持ち。
愛する人に喜んでもらいたいから、贈る喜び、そして受取る喜び。
そこには必ず「愛」というものが存在するのです。