くすぶり日記

旅行から帰ってきた当日はとにかく雑きのこを鍋にブッ込んでミソで仕立ててきのこ鍋～。野辺山で買ってきた白菜とおネギはさっそく食卓に登ることになりました。イノシシ肉の解凍が間に合わなかったのでお肉はスーパーで買ってきた豚さんで我慢。最後に締めのうどんで満腹になるまでおいしくいただきました。

こういうにおいの気になる食材の時は味噌仕立てで柚子コショウがあると便利です。柚子コショウ・・・・今年はまだ作ってない。まだ去年のが残ってたりするんですな。


で、夕べのうちに大体のきのこ汚れを落として下茹でして冷凍庫へ。本日はサクラシメジを加工しました。


今日は忘れまいと写真を撮ったりして。こちらがサクラシメジ。




　　



初めて食べてみた人、度胸あるなぁと思う色。苦いんだそうです。地元のおばちゃんお勧めは煮付け。でも帰る道すがらよったお店でてんぷらになっているのにガキンチョが食いついた。ガキンチョは苦いきのこをてんぷらで食べるのがすきなのだ。宿においてあったクロカワによだれが出そうな勢いだった、どこかおかしい小学生・・・。


という訳でサクラシメジは一部はてんぷらに取り置きあとは煮付けにすることに。苦味がどの程度かわからなかったのでネットで調べて下茹でするようかかれていたので律儀に実行。

・・・したらこんな色になりました～。




　　


・・・・む。色が抜けたらなんだかつまらない。ちょっとかじってみたけど全く苦味がわからない。アク抜き過ぎたか？？ともあれ、このサクラシメジを鶏肉となすといっしょにしょうゆとみりんで煮付けてみた。



　　



そして残りのサクラシメジはてんぷらに。




　　


これも苦味のわからないほむら。でもガキンチョは「ちゃんと苦いよ！」だそうな。・・・・ついに味覚がイカれたか、自分・・・・。



昨日処理しておいたヌメリ系きのこさんを解凍して甘酢で漬け込み最後に大根おろしとあえました。



　　


食べる直前にしょうゆをたらして召し上がれ～～。




あとはヌメリスギタケモドキさんを加工。



　　



こちらのきのこは木からにょっきり生えていました。木の下の方だったのでとってあとは上のほう見なかったのだけれどもしかしたら上のほうにも生えていたかも・・・・残念！このきのこ、ものすごく香りがいいのです。そりゃもうマツタケかと思うくらいなのですが、いくら調べてもネットではそんなご意見はなく「独特の香りが」という表記にお目にかかるだけ。もしかして嗅覚もおかしくなったのか、自分・・・・。

（個人的には）ものすごく香りが気に入ったのでこのきのこはお吸い物仕立てにして香りを楽しむのだ、と勝手に決めました。

で、お吸い物にレンコンと鳥つみれを入れて市販のえのきをちょっといれ味を調え、盛り付け直前に薄く切ったヌメリスギタケモドキを投入。一煮立ちさせ手からおつゆをいただきました。



　　



これ、（個人的には）絶品。香りが良いです。やっぱりマツタケのような、と思いますが却ってこちらの方が香りが強いのかも。麝香っぽい強い香りかな？でもおいしいです。鳥つみれには柚子コショウを練りこんだので柚子の香りがふんわりと、そしてどこからか口の中に広がる熱さを感じます。

きのこの食感もぬるりとしつつ歯ごたえもあって後から香りがふんわり。こんなにおいしいんだったらもっと木の上のほうをちゃんと見ておくんだった！と後悔したりしました。


おっと、メインを忘れていた。市販のきのこプラスムキタケ、ホテイシメジのきのこアンで取りのソテーをいただきました。



　　



正直作りすぎたので全部は食べきれませんでした。張り切りすぎも問題ですね。もうちょっと続くかもしれないきのこ料理、次はどんなのをつくろうかな？