【納豆菌】:『プールをきれいに』江戸川区が実験=『納豆菌特殊ブロック』販売…神社の池も浄化?
東京都江戸川区教委は冬の間、プールのコケの繁殖を減少させるため、区内3つの中学校で納豆菌(バスチル菌)を投入する実験を30日から始めた。 3校で半年間に1~3回、納豆菌を投入し効果を検証する。このうち、区立瑞江三中では科学部の生徒が協力し、納豆菌400グラムを投入した。生徒らは今後も微生物の観察や水質検査を行うという。 区教委では、自然に優しいので、効果をみて他の学校での使用も考えたい」としている。《産経新聞》----------納豆菌で水をきれいに 丸紅、特殊ブロックを海外で拡販(5月14日配信) 丸紅は13日、納豆菌を使って河川や湖沼などの水質を改善する特殊なブロックを中国やロシアなどの新興国で本格的に拡販する方針を明らかにした。 ベンチャー企業が開発した製品で、水の中に入れると封入された納豆菌群が増殖し、悪臭や水の汚れを除去する仕組み。急速な経済成長とともに水質汚濁が深刻化している新興国の問題解決に役立てようという狙いだ。 「エコバイオ・ブロック」という商品で、ベンチャー企業のビッグバイオ(熊本市)が微生物を開発し、同じくベンチャー企業のコヨウ(福岡県みやま市)がブロックの製造販売を担当している。 すでに、福岡市営楽水園など九州地区を中心に施工実績がある。丸紅は、中国・安徽省にある巣湖の水質改善に利用できるかどうか、水槽を使った実証実験に着手した。 さらに、ロシアやインドネシアなどを通して、まず、自社のチョウザメやエビの養殖場の水質改善も検討している。《産経新聞》----------納豆ネバネバで池を浄化 大阪市の杭全神社(4月4日配信) アオコや藻で汚れている大阪市平野区の杭全(くまた)神社の弁天池で3日、大阪市内の水質浄化剤メーカーが納豆に含まれるアミノ酸を成分とする水質浄化剤の散布実験を行った。 主成分は納豆菌から取り出したポリグルタミン酸。アオコなどに作用し、互いに引き付けさせることで固形状にし、取り除きやすくする。生態系にも影響はないという。 約千平方メートルの池に溶液を散布すると約30分後には藻が塊となって浮上。約6時間後に網で取り除くと、緑色に濁っていた水面が透明に。納豆ネバネバは藻をくっつけるほど強力?《産経新聞》