Mary’s　Bar

嗜好を変えて♪
今度はお医者様の武勇伝をお話しましょう。
と、言ってもこんなにスゴイ治療をした！とかゴッドハンド的なものではなく。
価値観や住む世界の違いから来る、会話のズレ的なお話です。

M医師。
数年前までいっしょに働いていましたが、現在は開業し、女性誌にも登場するほどの美容形成外科医です。
「この前さあ、うちのマンションのロビーでエレベーター待ってたらさあ、隣に松井（秀樹）が来たんだよ。同じフロアだったらしくってさあ。」
松井がまだ日本にいた頃のお話。
先生、そんなマンションに住んでるんですか？！
しばらくして、M医師は結婚してお引越し。
「今度はさあ、清原とケミストリーの堂珍と同じマンションになったんだよ。駐車場が隣でびっくりしたよ。」
グレードアップしておりました。

そして、私の元彼も医師。
その中でスペシャルなお友達医師がいました。
O医師。
お札にもなった偉人の子孫です。
O医師の実家に遊ぶに行くことになった時のこと。地元の最寄の空港に着くと、制服を着た人たちがサササッと並びました。
「O様、お帰りなさいませ。」
地元の名士の息子であるO医師は、そのままVIP待遇でお迎えにきていた車へ。
おうちに到着。…敷地に到着。
車が門を潜り抜けていく中、数軒の建物が。
「あ、ここが俺の家だから。」
敷地内に一人１軒のお家があるそうです。

そんな彼らの大学卒業パーティー＋謝恩会は、O医師が貸しきった豪華客船。
名前は忘れましたが、東京湾だか横浜港に来る、結構有名なお船でした
会費以外はO医師（O家？）持ちもちろん先生方はタダ
謝恩しすぎですからッッ

「すげえんだよ、Oんちは。」
そう言う元彼の実家も都心・銀座近くに建っている。
一人１フロア。
屋上、犬小屋。
1階＋地下＝駐車場（「だって、そのくらいの広さがなきゃ家族全員の車が入りきらないだろう？」とは彼の弁。何台あるんですか、車。）

…ええっと。
何が標準、常識なのか、よくわからなくなってまいりました。


みんながみんな、このようなお医者様ではないかとは思いますが、こんな世界にお住みの方と、日々共に働いております。

そりゃあ、価値観も常識も違いますよねぇ