Mary’s　Bar

本日の夜勤。
メンバーがつらかった!!

夜勤はたいてい8人体制なのだが、今日は半分が1，2年目。
週末なのに、ベッドはほぼ満床、重症度も高い。
その上、今日の夜勤メンバーのなかの5年目のスタッフが病欠!!

ピンチだった。



なんとか、患者の割り振りを決めたが全員が全員、本当にキツイ受け持ち。
慌しく時間が過ぎていったが、こんなときにケアレスミスが起こってしまう。

いつもならピリピリイライラしてしまうところだが、昨日、仕事への思いを新たにしたこともあり「こんなときだからこそ落ち着いて」と自分に言い聞かせながら働いていた。


それが功を奏したのかどうかはわからないが、自分的にちょっと良い夜勤・仕事振りが出来たのではないかと思う。

私はそんなにたくさん怒ったりするタイプではないと自分では思っているが、後輩からしたら7年目の先輩は怖い存在なのだろう。（って、自覚していないだけで私が怖いのか？！）
昨日一緒に勤務した子は、結構緊張して話し掛けてくるタイプの後輩だったのだが、なるべくこちらから話し掛けたりフォローするように接していたら、なんだかいつもより良い関係が築けた気がした。

誰かが焦っていたりイライラしていたりすると、全体の雰囲気が悪くなるし、みんなが働きにくくなる。
それが全体を統括するリーダーならなおさら影響力は強い。
私の行動で、この夜勤が上手く行ったとは限らないが、そんな心掛けが必要なのだな、と感じた。


そんな気持ちで働いていたからか、患者さんとも良くかかわれたと思う。
ちょっと問題行動があって、苦手なタイプの患者さんがいた。
環境が変わったり、入院のストレスがあったり…と最近眠れずにいる様子。
聞けば、病気をしてから左の肩や背中がずっと痛いのだという。
「抜け出して、マッサージに行っちゃおうかな～」という彼を冗談でかわしつつ仕事をしていた。
少しピッチを上げて仕事をこなし、消灯後に時間を作って彼のところにマッサージしに行った。
そうしたら、いままで見せたことのないくらいの超・笑顔。
いままでのむっとした顔は、ストレスから来るものだったんだな～、と思い自分たちの偏見を反省した。
朝、その患者さんを車椅子に乗せて売店までお散歩。
ずっと外に出たかったのだと言う。
少し、患者さんとの距離が縮まって彼の態度が軟化したように思えた。



夜勤明けの外は雨。
とっても寒かったけど、とてもよい気持ちでした。