カテゴリ:ナースしてます!
派遣先のアラ還のオバちゃんナースに、本当に久々に怒られました。
大学病院退職以来、こんなに怒られたのは久しぶり。 大学病院時代は怒られるのが当たり前で(今思うと体育会系スパルタだったなぁ。)、ICU勤務最後の頃はひとつのミスをきっかけに怒られて怒られて、トラウマになるくらいでした。 そのトラウマがフラッシュバックするくらい怒られた今回。 他愛もない、派遣看護師同士の会話でした。 そのホームは常勤が一人しかいなくて、そのおばちゃんナース・Mさんも家庭があるから非常勤。 でもさすがアラ還まで働いているだけあって、このホーム歴何年?十何年?くらいのベテランさん。 入居者数100名の大所帯ですが、大抵の事は把握しています。 でも私ともう一人の派遣看護師は月に数回派遣されるかどうか…という程度でとても全員の状態把握は難しい状況でした。 食事の介助をするのにも、その方の疾患や嚥下の状況・食べ方の癖…などを把握していないと思わぬ事故につながります。 スタッフさんに聞きつつとはいえ、まったく情報がないままの介助はいくら看護師とはいえ少し緊張しました。 そのことについて、終了間際に派遣同士で話していたのです。 Yさん(もう一人の派遣さん)「maryさん、今日何人介助した?」 mary「3人が限界だったよ~。」 Yさん「すごいねー。私なんて一人食べさせるのも大変で…。」 mary「やっぱり、情報がまったくないままの介助は怖いよね。」 …この言葉に、アラ還看護師・Mさんがぷちっと来てしまいました。 「情報がないから出来ないなんて、言い訳になりません。」 イヤイヤ、出来ないとは言ってない…。 「情報がなくたってその場の食べ方や嚥下の状況を見て看護判断するのが看護師ってものでしょう。100人全員の癖なんて覚えるの無理なんだから仕方ないじゃないの。そんな事言ってたら、素人のスタッフさんになんて任せられるわけないでしょ。」 ……。 素人のスタッフさんって…。 ホームにおいてのスタッフさん(介護士さん)は、私たち看護職よりも入居者さんの身近にいてケアを行なっている分、情報は持っているはずですし、私は介護のプロだと思って見ていました。 生活援助は看護師にだって引けを取らないだろうし、関わる時間も長いからそれ以上だろうとも。 でもそれを、「素人」って…スタッフさんが聞いたら怒るよ…。 あんな一所懸命やってるのに、認められてなかったのかって思ってしまうよ。 でも、Mさんの言っていることもごもっとも。 派遣は即戦力が必要とされるから、「情報がないから」なんて甘えたことは言っていられないのかもしれません。(最低限の情報は必要だと思いますが。) 情報が欲しければ、人に聞いたり記録を読んだり観察したり…自分で情報を集めなければならなかったのだと思います。 その点は、反省。 でも、「出来ない」とは言ってません…。 ただ情報が足りなかったことを感じてそれが怖いな、と思って、次からは気をつけようと思っていた矢先だったので、そこはしっかり主張させていただきました。 でもMさんはあまり納得が行っていない様子で、そこから延々10分くらいお説教?ご指導?頂いてしまいました…。 隣を見ると、一緒に言われていたはずのYさんはしらんぷりして別の仕事をしていて、まるで私だけが言われているよう…の、図。 久々にナースステーションで立ちっぱで言われるのはあの頃(大学病院の頃…)を思い出してキツかったけれど、仕事に対して甘い姿勢だった自分のことも反省して次に生かそうと思ったのでした。 あ~、でも怖かった…。(介助が、じゃなくてMさんが。) (たぶん、看護師の世界では普通の言われ方だとは思いますが、前の職場がボロクソ言われる部署だったもので恐怖感を持ってしまっているのだと思います…。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 1, 2010 12:15:26 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ナースしてます!] カテゴリの最新記事
|
|