カテゴリ:ナースしてます!
ハケンの品格…というドラマがありましたよね。
あの頃は、自分自身が派遣で働くなんて思ってもみなくて、派遣看護師なんて言う仕事があることすら知らなくてチラッと観るくらいでした。 でもその中でも篠原涼子演じる主役の派遣女子は、たくさんの資格で自分の価値を高め、日々スキルアップを欠かさず、派遣だからと緩く構えず手を抜かず…素敵だったのを覚えています。 そして今、私。 私はどうでしょう? 少し前に、派遣先での行き違いから誤解されるトラブルがありましたが、「派遣だから」と甘えた気持ちがどこかにあったのかもしれません。 モチロン手は抜いていませんし、派遣でもしっかりやっていたつもりです。 ですが「単発派遣だから常勤さんの『当たり前』は通じない。もっとしっかり申し送りして欲しい。」ではなく、自分からガツガツ確認していかなければならなかったのかな…と。 いろんなところに派遣で行くと、「派遣は即戦力」と言われます。 …と、言うか即戦力を求められます。 今まで私が接してきた派遣さんは看護師であるかないかにかかわらず、バイトのような感じで、「派遣だからわかりません」「出来ません」的な答えをする方が多かったように思います。 その度自分に仕事が降りかかってきて、いつの間にか私は『派遣=その場しのぎの人数合わせ』と考えるようになっていたのかもしれません。 モチロン、そんな感じで扱われる職場もあります。 でもそういう場に限って何かって言うと「これだから派遣は。」とか「今日は派遣だから。」と言われて悔しい思いをしたりしてきました。 その割には普通の仕事量。 文句を言う前に、私には即戦力として売れるスキルがあるのか?自信を持って言えるほどの知識・技術なのか?と考えると、答えはNO>YES。 何か日々努力しているのか?って言われたら、完全にNO。 今年の夏の甲子園、あまり見ていなかったけれど、汗だくになって、涙でくしゃくしゃになっている彼らを見て思いました。 このコたちは毎日毎日、強豪・弱小関係なく本当に毎日努力して努力してそれでも夢をつかめなくて、それでも後悔することなく頑張っているのに私は何をやってるんだろうって。 ちっちゃい。 ちっちゃいなぁ、私。 後悔ばかりなのは、自分がそれだけの努力しかしていなかったって事なのかもしれない。 今に至っては努力なんて全然していないかも・・・。 派遣の品格なんてもんじゃない。 そんなのの足元にも及ばない。 まず、派遣としての仕事やポジションからして、考え方からして間違ってるんじゃない?? どこでも通用する・必要とされるのは無理だけれど、せめてそうなれる努力はしていかないと、と思い直しました。 そして、「私はこれが得意です。これなら任せてください!」と自信を持っていえるようなスキルが欲しいとも。 客観的に看護の仕事は素晴らしいとは思えても、正直、看護が楽しいとは思えない私。 楽しいと思えるような、やりがいがあると思えるような仕事が出来ていない私。 でも、プロ。(なハズ。) この先看護を続けていくかはわかりませんが、今やっていることを後悔することだけはしたくない、だから精一杯出来ることをやろう…。 そう思うのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ナースしてます!] カテゴリの最新記事
|
|