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私が経験したことがあるのは私立大学病院でした。
今度の病院も同じ1000床越えの大きな大学病院なのですが…国立です。 ちょっと…ご予算がっ。 国立大学病院出身の派遣看護師の知り合いがいました。 私が以前働いていた病院に入院したことがあるとかで、「やっぱりお金のある私大は違うよねー。」「国立はその点お金が厳しいからケチケチでさー。」と設備投資や内部施設に感動していた…話を聞いたのがつい2週間前です。 私は笑って流していたのですが、国立大学病院を受けることになるなんて、よもや働くことになるなんて、その時は思っていなかったのです…。 (もっと話聞いておけばよかったっ!!) それから色々リサーチしたのですが…予算は人件費にも…。 つまり、お給料ですね。激安でビックリしました。安いのはお買い物の商品だけで結構です。 そして、一緒に就活していた後輩ちゃんは、某有名私立大学病院(99歳の教授がいる、あそこです)にめでたく合格。 二人揃って同時期に就職が決まりお互い喜んでいました。 春からはお互い新しい病院だねー、と話していると…。 後輩ちゃんの前にある、就職のご案内は、真っ白な紙を使った印刷物に、カラーの冊子。(きちんと製本されたもの。) 対して私の前にあるのは、もしやこれはわら半紙ってヤツ?!と言う感じの、黄ばんだ手触りの悪い紙。そしてインクのかすれたプリント。両面刷り。 クリップやホチキス止めもなく、バラバラ。 そう言われてみれば、面接のご案内が来たときの紙もこんな黄ばんだ紙でした。 小論文の時の紙も同じで、消しゴム使ったら切れちゃうんじゃない?!と思った記憶もあります。 内定通知の紙だけは、しっかりしたものでしたが、そこでも差が。 後輩ちゃんの内定受諾の用紙はA4に内容・署名欄・印鑑欄があってかなりきちんとした書式。大学の封筒付き。 私のほうは、返信用はがきに署名・印鑑のみ、この人ここで働くんだ~と、見た人に個人情報バレバレ。 面接の時、後輩ちゃんの病院はお弁当とお茶が出て「ランチョンミーティングか?!」くらいの感じだったそうですが、私の病院は何もなし。 ちなみに、以前の病院(私大病院です)の試験の時は飲み物が配られました。 試験の時、なんか建物が暗いと思いました。 戦前に建てられた建物だからかと思っていて、「やっぱり歴史ある病院はアカデミックでいいわね」なんて暢気に考えていましたが、照明はすべてセンサーライトでした。 アラ、ハイテク☆(←死語??)…と、ここでもまたどこまでも暢気な私でしたが、近くに行かないと付いてくれません。 しかも、立ち止まってメールを打っていたら、照明が消えました…。動いていないとダメなのね。 エコとかそれ以前に、経費節減のためだったのね…。 働き始める前から感じる、切実な空気。 皆さんの税金でできている病院なのでわがまま言えませんが…これが日本の現状か、と悲観してしまいたくなるような印象を受けてしまいます。 前の病院は、毎年かなりの黒字経営で羽振りも良かった分、当分はそんなギャップに悩みそうです。(←やっぱちょっと失敗したかな、と思い始めている…。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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