気ままにブログ

  じゃなぜこの場所に思い出があるのか   次の写真です。

劇場の名前は「スターミュージック」
（映画館ということでご了解を）
今日近くまで行ってみましたが残念ながら閉館していました。

  当時この近くに友人のお姉さんがやっておられた「お好み焼き」のお店があり

  よく遊びに行っていました。夕刻になると三味線の音がして、道路を芸妓さんや

  舞妓さんが歩く姿をよく見かけたのを覚えています。

    
    「貴縁展」の案内葉書                     会場のギャラリー彩華堂

店内には素晴らしい作品が１０点展示されていましたが写真は駄目でした。
   人間国宝・吉田文之（故人）  撥鏤（バチル）  「飾櫛」
   人間国宝・山内一生                和紙工芸      「赤富士」
   人間国宝・北村昭斉              根来ぬり         「花盃」
   芸術院会員・絹谷幸二                                 「舞妓」
   京都芸大教授 杉村 尚          彫塑
   東大寺・上司海雲                 書                   「華」
   東大寺・狭川善文                 書
   東大寺・筒井寛昭                 拓本

とっても迫力がありました。

人間国宝・吉田文之氏は２年前に亡くなられましたが、yamato1211の

近くにお住まいで、生前は親しくお話をさせていただいておりました。

今日、久しぶりに作品を目の前にして先生の優しい笑顔を思い出しました。

撥鏤（バチル）細工ご存知でしょうか

撥鏤（ばちる）とは象牙を材料にした工芸。
紅・緑・紺などで染めた象牙に細密彫刻で文様を表したもの。
彫りの部分を彩色することもある。

                        帯       留 

「元林院の花街も最盛時には置屋さんが１３軒、芸妓さんが１００人以上で賑わったが

現在は置屋が３件、芸妓が１３人淋しくなりました」とギャラリーのおじさんが言っており

ました。 帰宅してネットで検索してみました。芸妓が１３人でしたが、最近になり舞妓さんが

ひとりできたようです。

花街で頑張る芸妓さんと舞妓さん

         
               芸妓  菊乃 さん                           舞妓 菊稚（きくわか）さん 

   一度お茶屋遊びを経験してみたい