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整理整頓

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2011年05月17日
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昨年別れた彼が猫の写真をアップしていた。
私が彼の家に行っている頃にいた猫じゃない。
彼の出張の多さから、もし彼女と別れていたなら
その猫は彼女が実家に連れていったのだろうと思っていた。
あるいは私の知っている猫は死んだのだろうか。
新しい猫は
前の猫と同じ種類の猫。
まだ若いようだ。

その写真を寝る前に見たせいか
彼の夢を見た。
かれは変わらず、でも無言で私の何か用事が済むのを
待っているようだった。
本当は待ちたくはないように思えた。
私はずいぶん時間がかかって、彼はちょっとイラついているように
思えた。
夢とわかっていた。
寒くて、眠りにはいろうとすると目が覚めた。
うつらうつらしながら、彼の存在を感じていた。

今、私が離婚しても、彼にはもう、なんの意味もないだろう。
私も大事にしていたグラスが割れてしまったのを眺めている気持ち。
やり直すことはできない。
やり直したいとは思えない。
彼のことを思うと、かわいそうなことをしたと思う気持ちと
怒りと混じった気持ち。
彼はあのマンションに一人で借金にまみれて、いるのだろうか。
希望はあるのだろうか。
でも、新しい猫がいる。
きっと少しは未来があるんだろう。
もう少し時間がたったら会っても思い出話くらいは出来るようになれるかな。





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最終更新日  2011年05月17日 12時54分59秒
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