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カテゴリ:活動報告
今月は「親子で楽しむわらべうたの世界」と題してのわらべうた講座です。講師には、新宿や金町でわらべうたの集いを行っているおててのりんごのファシリテータ 滝沢輝美さんをお迎えしました。 わらべうたとは、親・祖父母・兄弟姉妹・友達などから遊びながら自然に教わり、集団的に伝承されてきた歌です。遊び歌、遊ばせ歌、自然・動植物の歌、年中行事の歌、子守歌などがあります。 今回は、0歳児の部と1歳児以上の部の二部構成で行われました。 ~0歳児の部~ *どんどんばし(隊列) どんどんばし わたれ さあ わたれ こんこが出るぞ さあ わたれ 「こんこ」の部分を子供の名前に変えて皆で橋を渡ります。 自分の名前を呼ばれると赤ちゃんもうれしいですよね *ふくすけさん(足指遊び) ふくすけさん(小指を触る) えんどうまめが(薬指を触る) こげるよ(中指を触る) はやく行って(人差し指を触る) かんましな(親指を触る) マッサージにもなって気持ちいい~ *こめついたらはなそ(足遊び) こめ ついたら はなそ こめ ついたら はなそ (赤ちゃんの両足を持って上下に振る) は~なした! (両足をポーンと高く上げた後つかまえる) 無言になりがちなオムツ換えの時に歌ったら楽しいかも そのほか、たくさんのわらべうたを教えていただきました。 なかにはこんなものも・・・ *ぼうず ぼうず(頭) ぼうず ぼうず かわいときゃ かわいけど にくいときゃ (歌いながら頭をなでる) ペション! (おでこをたたく) 親の心境をよく表した歌ですね ~1歳児以上の部~ まずは、0歳でも行った「どんどんばし」です。 自分で歩けるようになるとまた楽しさが違います *地獄極楽(人持ち・人ゆすり) じごく ごくらく えんまさんのまえで お経をよんで はりの山へ 飛んでいけー! とってもスリルがあって楽しそうです。一度やると、「もう一回、もう一回。」とせがむお子さんも *米ついたらはなそ~ぎっちょー ぎっちょー 手をつないで円になります。きれいな円を皆で作ることが大切です。 こめついたら(つないだ手をゆらす) はなそ(手を離す) こめついたら(また手をつなぎゆらす) はなそ(手を離す) ぎっちょー ぎっちょー こめつけ こめつけ(両手握りこぶしで膝をたたく) ぎっちょー ぎっちょー こめつけ こめつけ(繰り返す) こめついたら はなそ(最初の動作に戻る) *もぐらどん(いないいないばあ・役交代) もぐらどんの おやどかね つちごーろり まいった ホイ! (スカーフをかぶったもぐら役の周りを皆でまわる) 「もぐらどん、 もぐらどん、 朝ですよ 起きなさい」 (誰でもよいのでスカーフを取り、もぐら役を起こす) スカーフを取るほうも、取られる方もとっても楽しそう。大盛り上がりでした わらべうたって、楽しいですよね。体を使うものは、子供とのよいコミュニケーションになります。同じわらべうたでも、子供の成長に合わせて体の使い方を変化させたり、アレンジしていけばオリジナルのわらべうたができてしまいます。そして、語り継いでいくことが大切なんですね。子供の頃に歌ってもらった子守唄を、自分の子供の寝かしつけの際に自然に歌っている自分に気づき、この子にも歌い継いでいってほしいなあと思いました。「お母さんもおばあちゃんに歌ってもらったのよ。」なんだかそれだけでとっても大切な歌になりますね。 そして、わらべうたは奥が深い! もっともっとわらべうたを知りたい方は、滝沢さんに参考文献を教えていただきました。 「あかちゃんとお母さんのための あそびうたえほん」 小林衛巳子著 のら書店 「わらべうた ~日本の伝承童謡~」 町田嘉章・浅野建二編 岩波文庫 「わらべうたとこども」 木村はるみ・藤田友子著 古今社
*忘れ物* チェックの靴下の忘れ物がありました。シンフォニーヒルズの受付に預けていますので、お心当たりの方はシンフォニーヒルズにお問い合わせください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 27, 2006 10:22:12 PM
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