葛飾 子育て支援グループ　ほっぺにチュ！

小松崎進氏（この本だいすきの会代表・元小学校教諭）を迎えて赤ちゃん絵本講座を開催しました。雨で足もとの悪い中、24組というたくさんの赤ちゃんとママが参加してくださいました。


絵本がもたらした心温まるエピソードの紹介から始まりました。幼い頃絵本を読んでもらったことが子どもの大切な記憶となること、子どもの「自尊心」をはぐくむことの大切さなど、ママ向けのお話からスタートです。


小松崎氏が薦める、そして、みんなの大好きな絵本・谷川俊太郎作「もこもこもこ」の読み語りが始まると、それぞれマイペースに動いていた赤ちゃん達もすいこまれる様に絵本に釘付けです。1ページ読むごとに可愛らしい笑い声も聞こえてきます。


この絵本のように擬態語・擬音語といった様子を表す言葉は子どもの心を惹きつけるとのこと。みんな目を輝かせて小松崎氏が読み語る絵本に見入っていました。


お菓子セットとお茶が配られ、ちょっと休憩。赤ちゃんたちは大好きな絵本に夢中です。


質疑応答の時間ではママ達の様々な質問に小松崎氏が回答。子どもが選ぶと本の種類が偏ってしまうがまんべんなく読ませた方がいいのか、という質問には、お気に入りの同じ本を繰り返し読むということは成長しているということ、そのうち別の本に手を出して広がっていく、ということでした。
ママ達はおすすめの絵本について質問したり、メモをとったりしていました。

氏曰く、お話を読んであげるときに大切なのは、赤ちゃんと体をくっつけること、そしてママ自身が楽しむこと。赤ちゃんがひとつひとつの言葉にうなずいたり、ふーんと思ったりできるようにゆっくり・はっきり読んであげるのがコツだそうです。
もちろんママだけでなく、パパや家族みんなで赤ちゃんにたくさん語りかけて楽しんでくださいね。


小松崎氏が薦める絵本の一部です。

小松崎氏おすすめの本の一覧は下記のお店でご覧になれます。
「たんぽぽ館」　
所在地：葛飾区青戸１－１９－５　電話：０３－３６９３－７５７７　
最寄駅：京成線・都営浅草線青砥駅
葛飾税務署方面に向って進むと葛飾小学校があります。小学校校庭側にある正門の目の前です。