講演会「小児科の上手なかかり方」
今回は内科医・医学博士である山口喜久雄医師をお迎えしての講演会「小児科の上手なかかり方」です。関東甲信地方が梅雨入りした6月9日、雨の中を22組の親子がご参加して下さいました。まずは、ほっぺにチュ代表の小谷より山口先生のご紹介です。山口先生は内科医でありながら、救急外来で4日に1度の夜間当直をこなし、多数の小児を診察してきた実績があり、今回は救急医療の現場を通してという視点で講演をして下さいました。また、御自身も一男一女のパパであり、お子さんの体験を踏まえてのお話もして下さいました。子供を持つ親にとって、小児科との付き合いは命題ですよね。特に夜間救急での受診はとても緊張するものです。夜間に受診して、「なんで昼間に連れてこなかったの?」、「これくらいで来たの?」などと医師から皮肉を言われてつらい思いをした事はありませんか?小児科救急医療の問題点から、小児科の実情、夜間当直の現実、救急外来で是非言うべきこと・すべきこと、救急外来での禁句、病院選び・医者選びのコツ、良くない医者の見分け方などなど、実際のエピソード、病院でのウラ話を交えてお話してくださいました。普段は決して聞けない医者の本音、病院での舞台ウラを聞けて、ママ達からも感心のため息と、思わず笑いもこみ上げる、為になる楽しい講演会となりました。疲れてしまったかな?頑張って付き合ってくれました。講演会終了後は、質疑応答です。お茶とお菓子をいただきながら、和やかな雰囲気の中で行われました。 今回は、希望者に講演中1才以上のお子様の保育を実施しました。保育士さんと遊んで待っていてくれました。ありがとうね 山口先生著「医者が教える 患者力」です。最良の治療を引き出すために知っておきたい医者の本音、医療の実情満載です。