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カテゴリ:horse
インフルエンザもだいぶ収まってきたようで、熱も今は37.0℃まで下がって
くれた。 頭の中、思考がクリヤーになってきたので(熱が高いときは脳みそと肉体に 薄い皮膜が張ってある感覚があって、あまり深く物事を考えられなかった) 昨日から本を読んでる 中上健次の「枯木灘」 この本はとにかくヘビーで濃い 昨日から「枯木灘」の紡ぎだす世界にどっぷり浸かってます こんなに本に集中できてるのっていつ以来だろう なんだかんだいって最近何かの片手間で読むことが多かったからなあ やはり本を読むときにはそれなりの環境というものが必要になってくる イメージすることに集中できる環境 まさしくそれが今この時 インフルにかかって、取り立てて寝るのとゴハンを食べること以外何もする こともないし、何かに追われてるわけでもない 予定も時間も関係なく、イメージすることに没頭できて、小説の世界に入り 込んで旅することができるベストな環境 これってすごく大事だ 読書って日常生活からの一時的な逸脱で、あくまでも精神世界の中でだけだ けど、完全に旅してる 何かを気にしながらやと、なかなかそうはいかんもんね そうそう、イメージといえば学校の近くにどうやら成田空港があるらしく 飛行機が空の低い所を何度も何度も行き交っていて、窓の外をぼーっと眺め てるときに飛行機を発見したら、窓を開け飛行機の轟音を耳で感じ取り、今 からその飛行機が向かうであろう目的地に思いを馳せてます それは、暖かい潮風がそよぐ南の島だったり、雨期でむせ返すような熱気に 包まれた東南アジアだったり、雪が降って空気が凍てついても尚それらを楽 しめるだけの歴史と民族を擁した北欧であったり。 そうゆう妄想が結構楽しかったりするんです。 だから飛行機を見てるのっていつまでも飽きない 肉体は隔離されても魂は自由だ! なんつって 今日のヘビーローテ UAの「Illuminate~the very best songs~」 中でも「プライベートサーファー」ばっかり聴いてる この曲は、いい波を捉まえた波乗りのような快さがあってとても好き 優しいしね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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