ミホノブルボンという馬
競馬ファンはそれぞれに一番好きな馬とゆうのがいると思います。初めて馬券をとらせてくれた馬強い馬個性のある馬等々。人々を魅了するカリスマを持ったスターホースも10年に1頭ぐらいのペース現れます。オールドファンではハイセイコー、オグリキャップ、最近ではトウカイテイオー、ナリタブライアン、サイレンスズカといった辺りでしょうか。さて私の一番好きな馬は少し古いんだけど、ミホノブルボンなんです。「希代の逃げ馬」「坂路調教の申し子」と呼ばれ、皐月賞・ダービーの二冠を獲得したあの馬です。何故ミホノブルボンが好きかとゆうと、まず小島貞博騎手(現調教師)とウチの父の仲がいいこと、故・戸山為夫調教師の提唱する戸山式スパルタ調教に共感をおぼえたこと、時流に乗り遅れたマイナー血統での活躍、そして何よりライバル・ライスシャワーとのクラシックロードでのドラマチックな闘い(ライスが菊花賞でブルボンの三冠を阻止したレースはあまりにも有名)。その後すぐに屈腱炎を発症し引退、とゆう悲劇的な結末も私のブルボンに対する思いを更に強くさせました。そして何よりミホノブルボンを知ったのが小学校高学年の頃で、競馬を一つのドラマとして捉らえ、のめり込んで行ったときだったとゆうのが大きいですね。ちなみに乗馬を始めたり、少年マガジンで「風のシルフィード」を毎週欠かさず読んでたりしたのもこの頃です。考えてみれば小学生のくせに頭の中は競馬のことばかりで、まあ土地柄そうゆう子供は他にも結構いたんですが、競馬のある日常が普通だったとゆう、ちょっと普通じゃない日常を送ってた子供だったんですね。ミホノブルボンが引退してからもう十年以上が経ちますが、いまだブルボンより好きになる馬は現れてません。ブルボンの子供にもひそかに期待してたんですが、父系がマイナー血統なだけになかなかいい後継ぎに恵まれてないのが現状です。年々種付け頭数も激減していってるみたいだし、とゆうか今現在種付けは行われてるんでしょうか。それすらも疑問です。でも頑張って強い子を生んでもらって、新たなる血のドラマの1ページを刻んでもらいたいものです。でわまた,BIG TIME!