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テーマ:イギリス大好き!(509)
カテゴリ:イギリス・アイルランド
前回のブログで、イギリスの地下鉄でも次の駅名や ドアが閉まるから注意しろということを アナウンスするようになったことを「進歩」と書きました。 「 」付きで書いたのは、本当にそうなのかという思いがあるからです。 つまり、そういういわゆる「親切な」アナウンスは 個々人というものを責任ある行動を取れる「大人」として見ているか それとも注意をしなくてはならない半人前か子供と見ているかを 表す指標になっている部分があって、 少なくとも、イギリス人は、「親切な」アナウンスであれ、 それは、個人の責任に対する余計な干渉であったり、 お節介であると受け止めるであろうと思うからです。 僕自身は、アナウンスは、 地下鉄に限らず、必要最低限に抑え、 余計なものはない方がよいと思っています。 そういう余計なアナウンス社会は、 現に日本がなっている騒音社会を生みますし、 社会の側が注意をするから個人の側では注意をしなくてよいということを 人の意識の中に植え付け 結果として注意されなければなにもできない人間 責任ある行動を取れない人間を育てることにつながると思うからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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