きらりのわがまま旅日記 ヴァチカン美術館 ピナコテーカ 絵画館 第15室 18世紀の絵画
ヴァチカン美術館・Pinacoteca「絵画館」第15室には、18世紀の主に肖像画が収められています♪ MUSEI VATICANI Pinacoteca Sala XV Ritratto di Giorgio IV d’Inghilterra きらりの旅日記『ヴァチカン美術館』絵画館 第15室 【第15室】Sala XV 18世紀の絵画を収めている。ヨーロッパ絵画を見渡した場合 ・・・「天文観測」Osservazioni Astronomiche Donato Creti, Osservazioni astronomiche (1711), olio su tela この連作は、特に重要である。 1771年頃ドナート・クレーティによって ルイージ・マルシーリ伯爵のために描かれたもので 伯爵がボローニヤに 科学研究所を創設したことを承認してもらうためだったが そこには、イタりアで最初の公共的な天文台が設置されていた。 8つの小さな油彩画によるキャンバス画には 薄明かりの中に小さな人物が描かれている。 その際、当時知られていた惑星 太陽・月・水星・金星・火星・木星・彗星を観測するのに 望遠鏡や化学機器が用いられた。 これらの連作と並んで 17世紀末から19世紀初めにかけての 有名な肖像画の有名な作品も重要である。 「イギリス国王ジョージ4世の肖像」 Ritratto di Giorgio IV d’Inghilterra Thomas Lawrence, Ritratto di Giorgio IV d'Inghilterra これは、摂政でのちに国王になった彼が イギリス国王の宮廷画家だった トーマス・ロレンスに1816年に注文したもので 連合王国と教皇庁との協調の印として 教皇ピウス7世に贈られたものだ。 それから1669年にカルロ・マラッタが描いた 「クレメンス9世の肖像」 Ritratto di Clemente IX Carlo Maratta, Ritratto di Clemente IX これは、ロスポリオージ・コレクションにあった。 またイタリア人のジユゼッペ・マリア・クレスピが描いた 「ベネティクトゥス14世の肖像画」 Ritratto di Benedetto XIV Giuseppe Maria Crespi, Ritratto di Benedetto XIV これは、巨大な大きさを持つ作品だが プロスペロ・ランベルティー枢機卿の注文で 1740年頃ボローニヤの主な進学校のために制作された。 画家は、のちに衣類を描きかえ、教皇冠を付け加えた。 それは、枢機卿でボローニヤの大司教だった彼が 教皇に選ばれた跡のころである。 そしてその時に、絵もローマに移された。 それと・・・Pompeo Batoni,e BottegaMadonnaAmbito Sebastiano Conca 天体観測にぽち