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カテゴリ:書評とか書店とか
上司は思いつきでものを言う
(集英社新書、橋本治) 久々に橋本治の本を読んだ。本棚をざっと探してみたら、最後に読んだのはこの本のような気がするから、実に10年以上振りということになる。 今回はサラリーマンにとってキャッチーなテーマを取っ掛かりにして、結局はまた日本社会論まで突っ込んでいます。 随分昔に小説とかは何冊か読んだのだが、評論となるとあの語り口調が気になってしまい、いいことを言ってるんだけど…と敬遠してしまったんだなあ。本書を読んでみると、往年の癖ある口調は後退したものの、やはりしつこく繰り返す口調は健在です。でも、いいことを言ってる、というか、考えるトレーニングには恰好の素材を提供していますので、著者との迷走を是非とも楽しんで下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/13 07:21:41 PM
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