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2023.07.24
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テーマ:訪問看護(45)


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「娘の結婚式に参加したい」
これが患者の本音だった。

「団地の下で排泄&扇子咥えてラリってる。どうにかならないか。」
依頼内容はこんな感じだった。
他の住民に毎日のように脅迫文を投函、吸い殻をドアポストにぶち込む。
部屋の中で奇声を上げまくる。
上記状態である為、団地の住民から「出て行け」と署名活動をされ
ており、精神科クリニック&地域包括&保護課もお手上げ状態。

管理者や主任も「これは無理...」となり、そうなると
「HIKO、よろしく!!」といった定番の流れに。

自宅に訪問するが不在で全く会えない。
電話をするが全くでる気配がない。
なんとか存在を認知して貰いたく手紙&留守電を残すようにした。

1週間ほど経った頃に不在のため引き返そうとした時
階段を降りてきた1人の女性と目が合う。
「もしかして、あなたがHIKOさん?」
神出鬼没な伝説のポケモンに遭遇した時の気分だった。

詳細は覚えていないが今しかチャンスがない!!と思い
ワンナイトを狙うハンターの如く口説いて自宅に入室。

意外にも室内は整頓されており異臭もなく、夏の定番のコバエもいない。
「コーヒーでもいい?」とおもてなしをしてくれた。
これ期限とか大丈夫か?など一瞬心配になったが、
過去に古の急須&ポット&庭の石で浄水した水で作った緑茶
を飲んだ私からすれば余裕で許容範囲。

次回、どんな会話や関わりをしていったのか?
を記憶を遡り綴っていきます。

​​

​​​​​​​






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最終更新日  2023.07.24 08:03:36
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