シャーリー・マクレーンは「愛と追憶の日々」でアカデミー賞を受章し、
最近では「ココ・シャネル」でも主演している。アメリカの大女優です。
また、親日派でもあり、渋谷に住んでいたこともあるとか。
そんな大女優が、自分のプライベートを明かし、そして、憔悴のはてに
さまざまな神秘現象を体験する話です。
ベストセラーですから、読まれた方も多いでしょう。
この本は1983年ですから、アカデミー賞受章した頃と重なることも
いろいろ神秘体験と関係がありそうです。
大きな壁を乗り越える時には、幻のようなものを見たと
いろんな方の体験談でよく聞きます。
ところで、なんで20年以上前の本を?
実は、先日、「共食い」で芥川賞受章した田中さんが、
「私がもらって当然だと思う」
と言ったのは、このシャーリー・マクレーンの言葉を
引用したものでした。彼女も何回も候補にあがりながら
辛酸を嘗め続けていたのでした。
それにしても、このシャーリー・マクレーンという人、
女優でもあれだけやって、その上、世界的ベストセラー作家
なんて、神のような人ですねえ。