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カテゴリ:知的財産
知的財産や技術の定性的評価について、
それを持っている企業によって、 評価結果が変わるべきものだ。 こういう結論になりました。 そして、定量的評価、 つまり金銭的評価についても、 同じことがいえるのです。 このことを土地で考えてみましょう。 土地は取引実績が多いので、 相場が形成されています。 その土地ならだいたいいくらかが決まってくる。 しかし、その土地が全く使われず、 ただの空き地になっていれば、 その土地は何も生み出しません。 何も生み出していない土地の価値は、 ゼロと見ることもできますね。 税金がかかることや管理費用を考えると、 マイナスということにもなります。 駐車場として使っていれば、 駐車料金分の価値が生じます。 アパートを建てれば家賃が入ってきます。 ビルを建てればテナント料が入ってきます。 工場を建てれば、製品の収益が入ります。 それぞれの価値が土地の上に生ずるということです。 一方、その土地を売ろうとすると、 何に使っているかにあまり関係なく、 ほぼ同じ価格で売れますので、 この観点からは土地の価値は一定ということです。 そして、一般的に土地の価値を知る必要がある時は、 売買する時になりますので、 後者の一定の価値の方が使われることが多く、 こちらの「価値」が一般的に価値と考えられています。 だから、価値がコロコロ変わることに 違和感を持つのかも知れませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.21 06:51:53
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