時間を見つける旅

昨日、地元の皆さんに教えていただいた一押しの観光地、
種差海岸に向かいました。電車の数が少なくてびっくり。

時刻表とにらめっこして、まずウミネコの繁殖地、蕪島へ。
小さな島に神社が建てられているのですが、ウミネコの糞で真っ白になっています。
神社に参拝すべく、息子をベビーカーごと背負って長い階段を上りました。
蕪のお漬物と甘酒を頂き、青い海と素朴な港の風景を眺めました。

電車のチケットを買ってしまってから気がついたのですが、
観光シーズンである9月までは観光地を結ぶバスが走っているらしく、
どうやら鉄道より便利に観光できるようです。要チェック。

次に、種差海岸駅に着きました。
駅で、昨日講演されたYさんにばったり出会ったのですが、
YさんはH市内で約束があるとのこと、一緒に時刻表を見てみたら、
なんと15分後くらいの電車に乗らなければ約束の時間に間に合わない！
その次の電車は2時間後、といった具合で、Yさんは一目だけでも！と慌てて
海岸線へ走っていかれました。なんともお気の毒な話です。

Yさんの後を追うように海岸線に行ってみると・・・これがすばらしい景色でした。


天然の芝がなだらかな丘陵を埋め尽くし、そこから岩場に続き、
リアス式の複雑な曲線を描きながら真っ青な海に落ち込んでいるのです。
どこかの楽園に迷い込んだような、不思議な気分になりました。

美しい芝の上にご機嫌の息子を放牧し、私たちは近くの売店で買ったビールを飲んで
すっかり極楽気分です。


続きます。