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カテゴリ:アート
とても楽しみにしていた現代アートの祭典「横浜トリエンナーレ2005」へ。
前回開催された2001年の第1回は、 インターコンチネンタルホテルに掛けられた「巨大バッタ」や、 (実際は、強風や怪我?などにより期間中の一瞬しか取り付けられていなかった。 最後に地上におかれたバッタを見たときは感動!) 改修された赤レンガ倉庫での開催、オノ・ヨーコの作品など印象的なものが多かった。 アーティスト側の表現するテーマを、鑑賞側が受け止めて考える作品・・・ 私たちが考える現代アートらしい現代アート(ちょっと難しかったりする笑)。 でも自分にとって未知のものを少しでも理解するために 脳をたくさんもみほぐす事が、新しい芸術と向き合う楽しみのひとつ。 今回のテーマは「アートサーカス(日常からの跳躍)」。 ただ見るだけでなく「場にかかわり」作品を体験する作品が多く、 子供たちも思う存分アートを楽しんでいた。 場所は山下公園から横浜港に突き出た山下ふ頭の先端の倉庫がメイン会場。 入場口から会場までは、青い空に鮮やかにはためく白と赤の大量の旗の道。 ↓これもアート! ![]() 入口付近にある船の中の「海のラウンジ」も気持ちいい! 対岸にみなとみらい、そして反対側にベイブリッジも臨める素晴らしいロケーション。 時間と共に変化する美しい風景を眺めるのもアートかも! 噂の「巨大サッカーゲーム」は観客席もあり予想以上の盛り上がり。 (棒一本の動きなのに、かなり繊細な攻撃が出来たりします。) 光のブランコでは不思議な時間を体感・・・。 印象的だったのは、 空間に静寂が訪れると光るという「天使探知機」という作品。 会話と会話の一瞬の「間」をヨーロッパでは「天使が通った」と表現されるそうですが、 それを目で見ることができるというモノ。 完璧ではないかもしれないけれど「光」り、天使を感じることができた。 そして一番列ができていた高嶺格氏の「鹿児島エスペラント」は圧巻。 予備知識が何もなかったのに、見事に引き込まれた。 なぜか心に清らかに響きわたり・・・。 並んでいるからといって見逃さないように! ナカニワ(中庭)にこんな細かいアートまで。 ↓わかりますか?動物の行進! ![]() ただ会期内フリーのチケットも売られていてお得だとは思いますが、 第1回よりも規模がやや小さくなっているように感じ、 気軽に行ける近くの人以外は、一日あれば十分満喫できる気がします。 (開催は12月18日まで。興味のある方はお急ぎ下さい!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.05 11:56:53
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