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カテゴリ:アート
ぽっかり平日の午後に時間ができたので、迷わず「上野」へ。
平日に美術館に行けるのはとっても貴重! 最初に、東京都美術館で行われている「プーシキン美術館展」へ。 ~マティスの傑作「金魚」が40年ぶりに日本へ~ というコピーだけで心が躍る。 フランス近代絵画の世界的コレクション「シチューキン・モロゾフ・コレクション」を一堂に紹介。 19世紀末から1917年のロシア革命までの短い期間に、 2人のロシア人実業家シチューキンとモロゾフがパリを中心に収集した作品の数々。 実際にコレクションの一部を見ただけでも2人の審美眼の鋭さに触れることができる。 「金魚」の赤とピンクの色もやっぱり鮮やかで、見応えのある楽しい作品。 個人的にはシスレーの空と緑が好きなので、 「オシュデの庭、モンジュロン」の前で佇んでいたかった。 平日でも会場内は予想以上に混雑。 土日はさらに身動きが取れないかもしれない・・・。今日来てよかった。 次は、東京藝術大学大学美術館の「吉村順三建築展」へ。 ![]() 建築家の展覧会は、立体的な展示も多いので会場の雰囲気が楽しい。 でも今回はパンフレットの「軽井沢の別荘」がすごく印象に残って訪れた。 何でこんなに惹きつけられたのか・・・。 会場に入ってすぐに理解できた。 この吉村順三という方の建物、そしてそこでの暮らしに対する愛情。 それが作品から溢れ出ていた。 とても暖かい・・・、建築家の展覧会で癒されたのは初めて。 家具の設計もされていたそうですが、インテリアも好みでステキ。 自分の目指している方向と同じだったので刺激になった! コチラも熱心な方が多く来られていて、 混みあってはいたけれど、じっくり観れる空間になっていた。 建築に興味がある方は是非。(12月25日まで) その後、家に帰って郵便物を確認していてビックリ。 年末のパーティーの案内状がマティスの「金魚」のはがきで・・・。 信じられない偶然に楽しくなった一日でした。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.09 14:00:10
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