不良中年をめざして！

二年前まで、８人家族だった。
義父・義母・奥ちゃまと４人の子供たち。

二年前に、義父が亡くなり、
今春、次男坊は沖縄の大学へ。

したがって、現在は６人家族である。

「４人子供がいる」　と話すと
ほとんどの方が
「へえー」
「ほー」
と、応える。

当家に少子化は無縁である。

なぜ、４人の子供ができたか？

夫婦そろってＳＵＫＩＭＯＮＯであった。
なんていうと
奥ちゃまに叱られる。

赤ちゃんの匂いフェチである。
これはかなり的を獲ている。

今でも、よそ様の赤ちゃんをみつけると
寄っていって匂いを嗅ぎたくなる。
この行為も、奥ちゃまに叱られる。

義父母と同居していた。
これは、大きく影響している。

事情を知らないよそ様は、
「今どき、奥さんのご両親と同居・・・えらいわねえ。」
なんて言われることもあるが、
ほんとは、こちらからお願いして、
無理やり同居していただいたのだ。

子供の頃、父方の祖父と同居していた。
元気な頃、兄とオイラは祖父に遊びを教えてもらった。
釣りに連れて行ってもらったし、
山歩きにも。
二人の勉強部屋は祖父の部屋であった。
祖父が寝込んだときも、一緒の部屋であった。
元気だった祖父が、弱っていくことは哀しかったが、
子供心に、兄と二人で見守るんだ。みたいな気持ちになっていた。

小学校４年の時、その祖父が亡くなった。
厳格な父が、初めて号泣するのを目にし、
家族にとって、とても大切な人だったんだと改めて知った。

そんなこともあって、
家庭を持つなら三世代で暮らしたい
というのが、夢であった。

縁あって、義父母と同居しはじめ、
子供たちが、おじいちゃんと手をつないで
幼稚園に通ったりしている姿を見るにつけ、
安心して、次から次へ子作りに励んだのだ。

わが国の少子化問題の解決策のひとつ

三世代同居を推進する。

それが可能な、住宅政策を！

一挙に高齢化問題の解決にもなるのでは？

などと思う今日この頃