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2010.10.29
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カテゴリ:愛to少女マンガ

 

ちょっとずつ最近読んだ漫画感想を書いていきます。

IMG_2104.JPG

『海のオーロラ』
(文庫全6巻・里中満智子先生)
IMG_2105.JPG

・・・1巻の表紙があまりに素敵でオシャレで、
思わず全巻購入してしまいました。


紀元前15世紀ーエジプト・ハトシェプスト女王の時代。
平民の少女・ルツは、飲んだくれの父親の面倒を見ながらも、
明るく生活していた。

彼女が度々夢に観るのは、崩れゆく大地の中、
恋人と交わした再会の誓い。

ある日、父親の酒代の代わりに売られることになったルツは、
宮廷神官の娘・ライラの侍女となる。

ライラは、低い身分ながらも健気で聡明なルツを気に入り、
教養を付けるように指示。

社交界へ出入りするようになったルツは、
次第に皇太子・トトメスの寵愛を受けるようになる。

しかし彼女の思いは、
トトメスの友人で、
人質としてエジプトで暮らす
隣国・エトルリア王子・レイへ向けられていた・・・。


国政の実権を握る女王・ハトシェプストは、
血のつながらない皇太子・トトメスを憎み、暗殺を画策。

友人・トトメスの命を護る為、
レイ・ライラ・ルツは行動を起こすが、
次第にそれは王権交代へと繋がっていく。

一方、小国・エトルリアは、
長年の夢・エジプトからの独立に向け動き始めていた。

 

・・・という壮大なエジプト・ストーリー

・・・が第一部。

文庫4巻までです。

そこからヤマタイ国編、ドイツ編、
そして終章の未来編へと続きます。


めちゃめちゃ面白かったです><!

里中満智子先生の漫画は、
大昔に・・・タイトルは忘れてしまったのですが、
千葉佐那子をモチーフにした作品を読んだことがあって、
すごい印象が強かったんです。

同時収録されていた原始時代モノのような読み切りも
すごく印象的でした。

しっかりしてる!
それでいて、どの作品も女の人が恋の為に生きてるんです。

それが、結ばれないんですよ・・・;

でも、報われるのを求める恋じゃなくて、
生きることとは「愛すること」で、それだけで生きていくんです。

当時は小学生でしたので、
ふわふわ~っとした結婚=ゴールイン★幸せハッピーエンド★
という少女漫画ばっかり読んでいたわけですが、

あまりにもこの方の作品の                                                                「こんなに私は恋で強いのよ」というパワーが凄まじく、
(というか病的;)
「そうか、これもありだな。この人幸せそう」
という、完全に押し切られた読み方をしていました;

基本的にはお話なんて、押し切れば勝ちだと思います;


今回読んだ「海のオーロラ」も、                                      まさにそんな話でした^^。

恋を思ってひたすら激動の人生を繰り返していく・・・という。


ただ、もう本当に知的で面白いんですよ!
説得力があって、それでいてやるせな~い人物配置がぐっとくるんです。

エジプト編でのトトメス・レイ・ライラ・ルツの四角関係も、
皆の気持ちが分かるんです。

特に悪だくみをする人が居るわけでもないのに、
傷つけ合いという負の連鎖に落ちて行ってしまうのが・・・分かるんですよ。

この四角関係、ルツがトトメスのことを好きになれたら
全くなんの問題もなくなる
・・・のが分かってるのに、
どうしても出来ないとことか。

そこが作品の核なわけですが。

 

激動のエジプト編を経て、
二人は再び古代日本や大戦中のドイツに生まれ変わるのですが・・・

これがまた、いちいち設定が違って面白いんですよ~><!

エジプト編ではルツだけに前世の記憶がありましたが、
ヤマタイ国編ではレイの方だけに記憶があって、
ドイツ編ではどちらも覚えていない・・・。

立場や関係が変われど、最後は結局同じ人生になってしまうんです。

だからこそのこの説得力;


う~~ん、考えるほど、面白い作品です!

里中先生の他作品も心して読んでいかないとな^^。


by姉






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最終更新日  2010.10.29 08:04:44
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