ふたごノート

おはようございます。

5連続で暁のヨナ記事で申し訳ありません。

どんだけ盛り上がってんだ、って話ですが。

絶賛連勤中につき、停滞気味の姉です。

妹が頑張って感想を書いてくれてますが・・・

私も、ＴＶアニメ・『暁のヨナ』第一話観ました！

本編は20回くらいリピートしました。

ＯＰは100回くらいリピートしました。

なんていうかもう・・・・

なんていうか・・・

いや、確かにこういう作品だと思うんです。

詰め始めたら、切りがない。

舞台設定や空気感・美術はファンタジー作品として外せませんし、
・・・むしろ、原作を補強する形で詰めざるを得ませんし、

その上でのキャラクターの演技。

これが、コミカルなアニメ演技・・・だけでは飽き足らない、
その日常演技動作や
あらゆるものに対するリアクション・表情の全てに、
今後の作品のバランスがかかっていますので。

少女漫画ですから。
心情のバランスを支配する・・・少女漫画ですから。

キャラクターデザインは、妹曰く
「描く手間のことを全く考えていない、
死にたいとしか思えないデザイン
（アニメではもちろん、柄とか抜いてるけど）」。

そのビジュアルで、更に、
アクション漫画でもないくせに
アクションを頑張らざるを得ないという無茶ぶり。

正直、詰め切れるわけがないので、
「暁のヨナ・アニメ化」は、その事実だけでもう

いい大人たちの、その冒険心・心意気は買った！
ありがとう！

って思ってたんです。

・・・で、一話観ました。

びびりました。

頑張って作らざるを得ないとはもちろん思っていましたが、

・・・どこまで頑張って作ってあるんだ。

ごめんなさい、ホント、私がなめてました；；

要素の一個一個、
描写の一つ一つ、
キャラクターの一人ひとり、
盛って・・・詰めて・・・盛って・・・！

原作に忠実と言いながらも、
謎の残らないよう、後の展開に活きるよう、
要素や会話内容、シーンの追加や補正を行ってあって。

そして、やりすぎて情報大爆発！
・・・という。

1個1個頑張り過ぎて、
体裁整えたり、おめかしして褒めどころ作ったり・・・

まで、気が回らなかったんだな、と。

そんな時間があったら、もっとここやそこやあそこの描写詰める！
・・・とか言い出しかねない雰囲気です。

モチーフ詰め込み過ぎの、ネタばれ満載ＯＰも
結局原作ファンが数回リピートしないと
要素を拾いきれない・・・という；

会話・・・巻き巻き過ぎて被ってるし；
大事な要素も被って出てくるから、頭に収まりきらないし。

尺が足りてないって・・・。

こういうことするから・・・読者・視聴者の門戸が狭くなるんだ；

なんで原作と同じ過ちを繰り返して・・・；；

「最高！！」・・・とか言いたかったんですけど、

なんかそんな「安寧の出来」なんて完全に突き破った
未開の荒野を彷徨い歩いている

超・力（み過ぎて）作（った）アニメでした。

鑑賞した人のうち、100人中100人が、80～90点をつける
優等生アニメではないかもしれませんが、

100人中の数人・・・数十人は、
100回鑑賞したくなる中毒アニメ・・・だと思います。

観れば見るほど、凝ってる部分が分かりますよ。

ああ、こんなこともやってる・・・！って。

出だしのシーンでプッキューが細かく動いてる！・・・とか
「暁」モチーフへのこだわりですとか。

ＯＰなんてワンカットワンカット、一時停止して観ると
本当に凄いんですよ。

原作と見比べても、どこを補正しているかよく分かりますし、

主要キャラの演技や仕草のひとつひとつは、
まさに「噛めば噛むほど」です。

ＯＰを始め、劇中曲の素晴らしさは言わずもがな。
こんなヨナサントラが聴ける日がくるなんて・・・！！

ＯＰの、たったかリズムとってる音が大好きです。

声に関してですが、
個人的にどのキャラも「想像通り」からは、若干ズレてるんですよ。

なんですが、
「ああ、こういう声なんだ」って押し切られる感じです。

セリフの一個一個がすごく新鮮です。

情報がポップコーンみたいにあちこちで弾けているアニメですが、

・・・こういう詰め方した先にしかたどり着けない
面白さ、っていうのがあるんだ！！！

と、そう思います。

「最高」以上の「中毒作」なんて願ってもなかった・・・こんなの。

正直、大事な要素が目いっぱい詰まっているとはいえ
原作ファン的には、おもしろいわけがない（萌え所が少ない）第１話を
ここまで盛るなんて・・・

この先なんて、いったいどれだけ盛れば作り手は満足できるんだ、と

心配になってきます。

とりあえず半年、この毒を存分に楽しみたいと思います。

早くサントラ発売してね・・・！

ｂｙ姉