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カテゴリ:愛to暁のヨナ
舞台「暁のヨナ~烽火の祈り編~」 観に行ってはいないのですが、DVDを購入&鑑賞しました! ・1作目 舞台 「暁のヨナ」2016年3月16日 - 21日 新垣里沙さん主演 :単行本14-16巻、水の部族編舞台化 ・2作目 舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編」2018年11月15日 - 25日 生駒里奈さん主演:単行本1ー7巻、四龍探し編舞台化 ・3作目 舞台「暁のヨナ~烽火の祈り編~」2019年11月16日 - 23日 生駒里奈さん主演:単行本8-13巻、火の部族編舞台化 上記のように三回目の舞台化です! 少女漫画原作としては凄い回数だと思います! 今作(3作目)は四龍などキャストの入れ替えはあるものの、脚本&演出といった主要スタッフ、 そして ヨナ/ハク/スウォン/テジュン といった主要キャストが続投しているため 基本的には2作目(緋色の宿命編)の続編舞台 という位置づけで良いかな、と思います。 *以下 舞台に明るくない&漫画原作ファン目線の感想になります。 若干ネガティブな表現も含まれます。ご注意ください!* ファンとして1・2作目も鑑賞しているのですが… 本当にそれぞれの舞台で異なる良さがあるなぁ~! と思ってます。 今回は「全体的に見所が散りばめられていて、見応えのある舞台」 だったんじゃないかな!と感じました。 ーというのも今回の火の部族編、腹減りたち一辺倒というよりは ①テジュンの頑張り②スウォンとグンテ→③火の部族+千州軍の進軍…といった 色んな主体が同時に動き回る、結構な群像劇だったりします。 前半も場面がコロコロしつつ見所の多いシーンが続きますし、 後半は緊迫感のあるクライマックスがありますし… 今までで一番「舞台全体の構成バランス」が良かったかなぁ! と感じました。 そしてドラマ性としては、やっぱりカン親子がメインだと思います。 腹減り達は基本ワキ役ポジです。だからこそ今回は若手アイドルグループメンバーの起用など 思い切ったキャスティングが出来たんじゃないかな、と。 ーいや後で触れますが…正直、観る前は若いキャストさん達に不安はあったんですよ…; でも鑑賞後はすごく好印象で(これはこれで良いなぁ~!)と感じました。 皆さん本当に頑張っていたので、これはアイドルファンの方達は嬉しいだろうなぁ! と。 ・脚本について・・・ 脚本に関しては、上記した通りです。 見せ場が多くて飽きがこない、とてもバランスの良い舞台でした! …原作ファンはシナリオが分かってるので良いのですが、初見の方達は分かったのかなぁ…? 「火の部族が千州の豪族と手を組んで、空(王族)を責める」とか 高華国五部族の図解&地図が頭に入ってないと難しいのでは… パンフレットとかに書いてあったのでしょうか? 主体が多いため、ジュドやフクチといった従者ポジのキャラは省かれていましたね。 でもモブの兵士達などが補足的な台詞を挟んでくれたので、違和感なく観れました。 …ただ…ただ… すみません。 ここからは完全に面倒くさい原作ファンの叫びになってしまうのですが。。 やっぱり…主要キャラクター達が…違うんですよ;; そうじゃないんだ…その台詞のニュアンスはそうじゃないんだ; それじゃこの後に繋がらないんだぁぁ;; ハクヨナスウォンは…違うんだ!!! そうじゃないんだウガァアアアア!!!! このように↑どうしても私はこの舞台を 「暁のヨナじゃない暁のヨナ」と思わないと鑑賞出来ませんでした;: いやメイン3人に関しては、草凪先生の漫画以外の媒体で表現しきれるものじゃない! と思ってまして。はい。 舞台としてのハクヨナスウォンは、これで完成形だと思ってます!はい! ・演出に関して・・・舞台馴れしていないので、どこをどう観ても目新しくて面白かったです! 特に今回は、物理的な距離を表現する為に客席通路を多用していたのが印象的でした。 後はクライマックス…ドラの音で強制的に場面転換していたのが面白かったです。 こんな表現方法があるのかぁ~舞台って凄いな! と。 ・音楽について・・・2作目に引き続き、やっぱりめちゃくちゃ良かったです! 今回はギターの…ちょっと疾走感のあるサウンドが、渇いた火の土地に合ってた気がします。 あとユウノ茶の唄が何気に名曲だと思いましたv ・役者さんについて…アイドルさんから安心安定のベテランさんまで 色んな役者さんの演技を楽しめる舞台だったと思います^^ ・ヨナ姫(生駒里奈さん)・・・1年前と比べて上達されたなぁ! と感じました。 生駒さんは乃木坂卒業以降、沢山の舞台に出演されているようで… 台詞がハッキリと聞き取りやすくなっていた気がします。上達するアイドルさんは素敵ですね^^ ぴょんぴょんと動き回る仕草がいちいち可愛らしくて! 本舞台の見所のひとつ・11巻の剣の舞では 原作カットのポーズを入れ込んで踊ってくれていて、嬉しかったです。 …あとは「相手をよく見る・反応する」演技が出来ればもっと良いかな と感じる部分はありました。いや演劇素人が偉そうに語るな!って感じですが;すみません。 ただ賊に扮して貧民を威嚇するのと、テジュンとの再会での警戒、スジン将軍への啖呵… 同じテンションで発せられる言葉ではないはずなんです。これからも頑張って下さい! ・ハク(矢部昌暉さん)… 「10代とは?な風格の原作ハク様」に比べ、やはり「ちょっと若々しいハク様」でしたね。 格好良い…というより、ホント姫さん大好きで可愛いなお前! …って感じでv 今回はお話的にも脇に徹する役割ではありましたが、 テジュンを構ったり姫様とちょっと良い雰囲気になったり 何度も大刀アクションシーンがあったり(これが格好良いんです!)と、存在感がありました^^ ・スウォン(陳内将さん)・・・威風堂々スウォン様!格好良かったです! 前作の感想で「かなり怖さ・シビアさが強調されたスウォン様」と書いていたんですが 今回はまさにその「風格のあるスウォン様像」がお話にマッチしていたなぁ~と感じました。 戦ごっこのシーンでは茶目っ気全開&クライマックスでは流石の迫力! 見所が多くて魅力的なスウォン様でした。 ・キジャ(塩﨑太智さん(M!LK)…四龍の内、3人が若手アイドルグループの方でした。 前述しましたが(正直不安だな…)と身構えて鑑賞したのですが… 思いの外(という言い方は失礼ですが;)とてもとても良かったです! そりゃまぁ…辿々しい印象がなかった訳ではないですが 各々がちゃんとそのキャラクターに見えました! あとやっぱりダンスを学ばれている方は、アクションシーンがキマりますね! キジャ役の方は、姉が特に褒めていました。 「ちゃんと他の登場人物を把握して演技してる。気遣いなキジャの雰囲気が出てる。」 だそうです。確かにそうだな、と思いました。 ・ジェハ(山中柔太朗さん(M!LK)…舞台映えするイケメン君でした! 設定上では腹減りパーティ最年長ですが、まだ10代&初舞台…という役者さんだったんですね。 台詞のない時など、ちょっとソワソワしてるかな~とは思いましたが… キメ台詞ありアクションあり見せ場も多い兄さんを、華やか&爽やかに演じられていました。 ・シンア(曽野舜太さん(M!LK)…さりげない動きがシンアっぽくて良かったです! 最年少の17歳!初舞台!お若い! 言葉数は少ないながらも、見せ場もしっかりあるシンアへの配役は納得です。 周りをしっかり見ていて、欲しい所で前に出てくる演技をされていて良かったと思います^^ ・ゼノ(堀海登さん)…安心安定のゼノ!四龍のまとめ役という印象でした。 1作目2作目3作目と役者さんが全て替わっているのですが、本当に皆安定して”ゼノ”なんですよ。 重要な台詞が多いから、上手な方が演じられてるのかな~とも思うのですが… 誰が演じても一番ブレない・強烈なキャラクターなんだな、と。 ・ユン (熊谷魁人さん)…説明台詞の多いユン君。やはりここは安定の役者さんですね。 とにかくイザの実おじさんとの掛け合いが良かった。面白可愛かったですv ・テジュン (釣本南さん)…今回の舞台最大の功労者&主役ですね。 舞台の端から端まで、時に客席に降りてまで走り回り 天国と地獄を行き来する感情の起伏、そして成長… 全身全霊でテジュン様でした! 前作と同じキャストさんだからこそのドラマ性を感じました! ・キョウガ (山田ジェームス武さん)…安心安定の役者様その1 今回の舞台、後半のクライマックスの見せ場はやはりカン親子のドラマだったと思います。 最初のテジュンへの跳び蹴りが見事すぎて笑いましたw ・スジン (武智健二さん)…もっと殺陣が見たかった…!! スジン将軍を演じるのは殺陣師でも活躍されている方…というのは知っていたので めっちゃ格好良く動くスジン将軍を期待してました。OPではズバ抜けて格好良かったです! もっと見たかったなぁ…でも誰よりも俊敏に動くスジン将軍じゃ、キャラが違っちゃうか…; 「火の部族は緋龍の末裔 自分は緋龍王だ」と信じるスジン将軍。 最近の本誌展開を見ると、また味わい深いキャクターですよね! ・グンテ (瀬戸祐介さん)…安心安定の役者様その2 えらい完成度の高いイケメングンテ様だなぁ~と思って見てましたが、 テニスの王子様や刀剣乱舞、2.5次元舞台に引っ張りだこの役者さんだったんですね。 傍若無人さがあって…登場シーンは少ないながらも存在感が凄かったです! ・ユウノ(本西 彩希帆さん(劇団4ドル50セント)…可愛いとにかく声が可愛い!
女の子キャラが居るとやはり華やかですv生駒さんとは違った可愛らしさで眼福でしたv まさかお茶を育てている表現に、歌いだすとは思いませんでした!! ……はぁはぁ…。こ…こんなに語るつもりは無かったのに…(いつもの事) 今回の舞台は本当に、キャラクターそれぞれに見せ場があって 満足度が高い舞台だったんじゃないかな と思いました! 舞台に連動して、ヨナカフェという企画も立ち上がりました。凄い事です! 一大事業なので軽々しくは言えないのですが… またヨナ舞台があれば、是非鑑賞したいです~^^ by妹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.02 22:11:14
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