ふゆゆん亭

今日はマシロが去勢手術を受けました。


そのままにしておくと
家中にオシッコを振り撒いたり、

メス猫を孕ませるかもしれないからです。
飼い主の責任として頑張りました。




でもやはり辛いです。


く～たんの時も辛くて
夫に病院へ連れて行って下さい

とお願いしたら「可哀想でイヤだ」
と断られました。


他に当ての無い私は
自力で頑張りました。（涙）

今回は頼みもせず、
息子（19歳）に補助をお願いしました。


午前11時45分に嫌がるマシロを
キャリーバッグに入れて出発し、

夕方の5時25分頃に
引き取りに行って来ました。


マシロはキャリーバッグの中で
怒っていました。



ふ「パラボラはお借り出来るんですよね？」

とドクターに聞くと

D「いいえ、要りません」

ふ「え？抜糸は？」

D「いいえ、縫っていません」

ふ「え？？？切ったんですよね？」

D「はい、切って取りましたよ」

ふ「でも縫っていないんですか？」

D「はい、縫わずにこう抑えておくと
　くっ付くんですよ」

ふ「はあ・・・（絶句）そうなんですか」

D「大丈夫です」



なんですって！！！！
オスって楽ですよね。

何に就けてもオスって
楽ですよね～～。

く～にゃんこの時は沢山切って
抜糸が済むまで首にパラボラを着けて

ものすごい不自由を強いられたんですから。



とは言え、
マシロは恐ろしい5時間半強を過ごしたようで
パニックを起こしていました。（大汗）

息子を駅に迎えに行ってから
動物病院に行ったので

娘とマシロを家で先に下し、
今日から仙台ではなく近くになったからと言うので

ドラム教室へと息子を送って行き、
家に帰るとピー（娘・中２）が

玄関ホールでしゃがんでいました。


どうしたの？と聞くと
「マシロが怯えてこっちに来ない」

とピー。


息子のドラムセットの近くにいた
マシロに近寄って声を掛けると、

マシロはダダ＝＝＝ッ！！と走って
隣の六畳の箪笥の上によじ登り

天井裏にまっしぐら！！！！！！
||(￣□||||


何？何？何ぃ？
病院に連れて行った私が怖いの？！！

「マシロ！マシローー！！」と声を掛けると
天井裏の奥深くに行ってしまい

「なおー・・なおー・・」
と鳴き続けるマシロ・・・・・・（涙）

（(( ;ﾟДﾟ))）||(￣□||||（(( ;ﾟДﾟ))）||(￣□||||
私が怖いんだね？！！！

私に一番懐いていたのに、
今は私が怖いんだね？

私が捕まえて
怖い思いをさせてしまったから。



「大丈夫だよ～～～～。
　お母さんは怖い事しないよ～」

と必死にピーが叫んでいました。（涙）


「もう怖い事は無いよ～～～。
　マシロちゃん、大丈夫なんだよ～。

　みんな終わったんだよ～～。
　ごめんよ～。悪かったよ～～」

と謝ったのですが、
マシロは天井裏の奥から出てきませんでした。

ううう。。。。。（；_；）





そのまましばらく放っておいて
2時間くらい経ってからまた声を掛けに行きました。

「マシロー！マシロー！！！」

すると遠くからマシロの声がしました。

しつこく声を掛けていると
ようやく見える所に来て鳴いていましたが、

それ以上はやっぱり近寄りません。



（タンスの上で怯えるマシロ）


しばらく声を掛けたり、
2階で用事をしたりして、

また天井裏に声を掛けると
ようやく箪笥の上まで降りて来ました。


そこからピーを呼んで、
二人でじゃれさせたり声を掛けたり

もう大変でした。


マシロはいつものやんちゃなマシロではなく、
怯えたお爺さんみたいにしぼんでいました。（；_；）


何度も謝って、遊んであげて
ようやくようやく台所に来たのですが、

外の物音に怯えて
また屋根裏に逃げてしまいました。


それを繰り返して
やっとやっと居間で遊び出したのが

帰って来てから3時間半後です。


それで今日もご飯が9時になりました(^^ゞ



ましろはその後、
ピーと少し遊んで私にもちょっと抱かれて

コタツの中で温まって
今はソファの上でいつものように寝ています。


ホッとしました～～～。


トラウマになって
人間恐怖症になるかと思いました。（汗）


もう私を許してくれないかと
思いました～～～～（泣）

あのノンキで温和でボケッとした
楽しいマシロが影猫になってしまったと思いました～（涙）


元に戻って良かったです。
賢いので忘れないんですね。

頭が良いので
因果関係を理解してしまうんですね。


うう、怖い思いをさせて
ごめんねマシロ～～（；_；）

人間の都合で去勢しちゃって
ごめんねマシロ～～～～（；_；）



と言う
「マシロが災難に合った」悲しい一日でした。

ううう。
でも仕方ないんです。

放っておく事は出来ないんです。
うううう。。。。。

隣近所への迷惑もあるんです。
ううう。。。。。









もう赤ちゃん猫を
捨てないで下さいね～。

（マシロもく～たんも捨て猫でした）