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テーマ:本日の1冊(3689)
カテゴリ:本
私が独身時代に定期購読していた5冊の月刊誌
(今思えばなんて贅沢な!!!) の中のNewton(総合科学雑誌)の1982年12月号には ナイルの特集が扱われていました。 その写真を見て、 私はすっかり虜になりました。 その頃読んでいたSFの世界に ぴったりな謎の風景でした。 地球上にはこんな所もあるんだと 驚きました。 何度見ても私の神経を刺激して わくわくさせてくれるのでした。 こうして私が本当に行って見たい所は ナイルの源流・ルウェンゾリになったのでした。 その後の4回の引越しでも Newtonだけは大事に持ち続けました。 Newtonのサイトには1998年以前の資料がなかったので 自分の物を写真に撮りました。 それがこちらです。 1982年12月号の表紙。 「秘められた源流」と言う題と ―白ナイルと青ナイル―と言う副題が付いています。 ここはルウェンゾリ山地のスピーク山から流れ落ちる 氷河の雪解け水の滝です。 海抜3300メートル付近。 1年のうち360日以上も降雨にさらされるため コケ類と熱帯性の植物に覆われています。 これは海抜350メートル付近に分布する ロベリアの先端部分。 なんて美しいのでしょうね。 紫色の森見たいですね。 すべての写真に感動したのですが、 特にこの風景に魅了されました。 この不思議な風景の主人公である植物は 「セネシオ」です。 海抜3400~4300メートル付近に分布している、 高さ10メートル以上の高さになる植物です。 ビクトリア湖を出た白ナイルが 轟音を立てて落ちて行くマーチン滝。 白ナイルはスーダン南部で 沼沢地と浮島の中を流れて行く。 沼地の外の草原地帯サッドー帯は 雨季には泥沼になる。 枯れ草を集めた水上の小島で生活する ティンカ族の魚民。 エチオピア高原に降る雨が 全ナイルの水量の80%以上を供給している。 タナ湖を発した青ナイルの水は ティシサット滝で大瀑布となる。 こんな凄まじい所に行ったら 私の感受性は余りの情報量に耐え切れず きっと恐慌状態を来たすと思われます。 私は畏怖の念を起す風景を見ると 耐えられないんです。 凄まじいの一言ですね。 そしてネットで発見した ルウェンゾリ山地に一人で出かけて行った女性は 「あっぽ道」さんと言う方です。 メールでリンクの許可を頂きました。 興味のある方は どうぞ飛んで行って下さい。 私が行ってみたいのは 主に8日目9日目の風景です。 このあっぽ道さんは ゴリラトレッキングにも行かれました。 すごく行動的な方で 私に無いものを山ほど持っておられるようです。 25年、 憧れただけの私。 去年、 NHKでルウェンゾリ山地の番組を見て すぐに計画を立てて出かけて行ったあっぽ道さん!!! 体力、気力、知力、経済力に劣る私は あっぽ道さんのHPで楽しませていただく事にしました。 だって年間360日以上雨が降る所なんて 今の私が行ったら行き倒れ~~(笑) あっぽ道さんはアフリカだけでなく 南アメリカやらタイ・バンコクやら、 登山だけじゃなく スキーやクライミングやダイビング、 色んな事に挑戦している方です。 凄い~~♪♪♪ そうそう、こんな方なら行けるんだよね ルウェンゾリまで。 他のウガンダ・ルウェンゾリの写真も こちら↓で少し見つけました。 http://www.nishi-shinjuku.net/~africa/eastern_africa/uganda/world_heritage.html 残念ながらNHKのルウェンゾリの番組は 再放送もワタクシ見落としましただ。(涙) 再々放送してくれないかな~~~。 「ネット古本屋」と言う所で Newtonの1982年12月のバックナンバーを発見しました!!! http://www.infosakyu.ne.jp/~csi/shop/datab.cgi?index=Newton&Submit=%95%CA%96%BC%82%C5%8C%9F%8D%F5 Newtonはすごいです。 1982年のバックナンバーが今も入手出来るなんて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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