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April 9, 2008
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テーマ:自分を知る(166)
カテゴリ:
昨日は隣人達に
猫のウンチ被害の情況を聞きまわり、

菓子折りならぬ
お豆腐かまぼこを7個買って来て
一軒一軒謝って廻りました。



ネコイラズを撒いて猫を殺すと言ったお宅では
奥様にしか会えなかったのですが、

気持ちは伝わったのではないかと
思いました。

奥様は逆に
申し訳なさそうでした。

こちらも
益々申し訳なくなりました。





うちの南西向かいのお宅では
被害はないとの事でしたが

「うちも昔猫を飼ったんだけど
 やっぱり近所から苦情が来てね、

 仕方がないから捨てて来たの」

と、
何とも言いようのないお話を聞きました。


なんじゃ~~~~!!!

飼っておいて、
次に捨てたんかい!!!



優しいご一家なんですが、
それと倫理感とは別なんでしょうね。



かく言う私も
ネコイラズで脅されるまでは

猫のウンチ被害のお宅の大変さに
思い至らなかった訳ですから

人間の愚かさは
どうしようもないかなぁ~~~。





そしてく~たんは連日
一日中外に出してと鳴き続け、

とうとう今朝私はイライライライラして
叩いてしまいました。



ううう。。。。。。







昨日、
最後に廻った家がうちの北隣りでした。

お豆腐かまぼこを出すと
奥さんは絶対に受け取りませんでした。

「だってあなた、
 うちの落ち葉がお宅の敷地に落ちたり、

 うちの孫が来た時はうるさくしたり、
 ご近所なんてお互い様なのよ。

 だから物を買ったりしちゃダメよ。

 いつ誰が迷惑を掛けるのか
 解らないんだから。

 だからいいのよ。

 あなたの家では食べる人が沢山いるんだから
 これは自分で食べなさい。
 
 お金なんか掛けなくても良いのよ。
 生き物はどうしようもないんだもの。

 近所なんてそんなものよ。
 誰だって何かしらの迷惑は掛けるんだから」


幾ら渡そうと思っても
そう話して受け取りませんでした。

私は余りにも親切な言葉に
涙が出てきてしまいました。





最近、
自分の迂闊さで失敗が続いて
かなり落ち込んでいるので

親切な言葉は胸に沁みました。
ありがたい、ありがたい。


人の優しさと寛容さは
今の私には何よりでした。


ありがたい、ありがたい。






私の母は気性が激しくて
いつも1番でなければ許せない人でした。

努力家で頑張り屋で、
バリバリやってのける人でした。

だからその娘の私にも
同じ物を要求したのでした。


ですからボーーーッとしていた私は
いつも叱られ、
怒られ、否定されていました。

小学1年生の時は
知恵遅れじゃないかと心配されたそうです。

 
所が知能指数の検査をしたら
実は私は
非常に高い知能を持っていた事が解ったのでした。


でも私の興味は
空の美しさや鳥の巣や
風や木々のそよぎや花や虫に向いており、

勉強には向かなかったので
母は怒り狂っていました。


「やれば出来るのになんで勉強しないの!!」

私は人より優秀になりたいなんて
全く思いもよらない人間でした。

だから母の思惑には
全く乗らなかったのでした。



鬼のような姑に怯えていた母は
いつもイライラしていました。


母の苛立ちは
鈍くてぼんやりしていた私に向けられていました。


味噌汁をこぼしただけで
猛烈に怒られました。

あれをしないと言っては怒られ、
あれをしたと言っては怒られ。





小学3~4年生の頃には
木の塀を横渡りしていて、

横木から出ていた釘で
右肘の内側を裂傷しました。

長さは15センチほどです。


驚いた私は部屋に戻って
父と弟しかいない事を確認してから

「お母さんには言わないでね」
と言いました。

そこへ母がやって来ました。
そこで記憶は消えています。

その後何があったか憶えていません。

怪我よりも母に怒られる方が
私は恐かったのでした。


その肘の傷は
今もくっきり残っています。

この傷の痛みよりも
母の怒鳴り声や
殴られる事が恐かったんだと思います。


怪我をしても殴られるという
悲しい恐怖心。



私の中には
失敗に対する恐怖心があります。

人に迷惑を掛ける事も
人に嫌われる事も恐いです。


十代の頃は
人にものを頼む事さえ出来ませんでした。


人に頼むより自分でやってしまった方が
楽だからです。

自分が我慢した方が
楽だからです。

人に手数を掛ける事が
この私に許されているなんて思いませんでした。

私は怯えており、
私は我慢するだけの存在でした。



でもそれは
自分の中にある恐怖心にさせられた事だったのだろうと
最近思うようになりました。



自分より他人を優先してしまうのは
これらかが影響しているのだろうと思います。

自分を大事に出来ないのは
これらが私の中の基に
組み込まれてしまったからだと思います。



私自身は完璧主義者ではありません。

どちらかと言えば、
かなりいい加減な所だらけです。

いつも母に
「あなたはいい加減だ!」
「あなたはだらしが無い!!」
「あなたはルーズだ!」

と怒鳴られていました。

何度言われたか解らないくらいに
言われ続けました。


毎日毎日、
自分の悪い所を怒鳴られ続けると
何もしていなくてもビクビクしてしまうものです。

それが失敗なんかしたら
恐ろしくて自分を許せなくなるんです。

そこに自分がいては
いけないような気がして来るのです。



それで失敗したり、
間違うと

怒られて自分の居場所を失うという
恐怖心があります。



だから失敗すると
自責の念で病気になります。

失敗すると生きていてはいけないくらいの
恐怖心でなぎ倒されてしまうのです。



それは母が植えつけたに違いないです。
一度も褒めた事が無かった母。

自分の理想の娘じゃないと
いつも怒っていた母。

自分の娘のクセにと
私を恥じていた母。

そんな母にいつも命令されていたので
私に自尊心が育つ訳がないです。



ここまで生きて来ただけで
褒めてもらいたいくらいです。

そんな本心です。






北隣りの奥さんに許してもらって
私は自分の恐怖心を和らげてもらいました。

それでちょっと泣きました。
やっと少し泣きました。


恐怖心に固まっていると
泣く事さえ出来なくなるからです。




私は少しだけ立ち直れそうな気がしました。




いつか自分を許す事。
母が許さなかった私を許す事。

それがこれからの
私の新しい課題だと思います。






さあ、
自分を許すために生きて行こう。













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Last updated  April 9, 2008 03:46:45 PM
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