カテゴリ:秋
旧暦7月3日。いよいよ秋の時季に入った。
太平洋高気圧が強くなって1週間あまり。 酷暑が続く一方で、微かに秋の気配も感じるようになった。 ウバユリの様子を見にいつもの谷を辿る。 ~今日の愉快~ 山里の田んぼはイネの穂が出だした。 葉ばかりのとき違って、田んぼの明るさが一段増したように見える。 イネの花が咲いている。 とても目立たない小さい花だけど、見るとなぜかホッとする。 そろそろ獣や鳥への対策が必要になってきそう。 キツネノカミソリも花の時季を終えつつある。 早いものは実が大きくなりだした。 まだ花の名残をつけている。 明け方は曇り空だったが日が差してきた。 森に差し込む光にクモの巣が応対している。 まるでパラボラアンテナみたい。 ジャコウソウの花と出会う。 大きな花なのに全然目立たない。 うすい赤紫の色もきわめて控えめな花。 小さなカタツムリ。 いつもなら僅かな揺れにも敏感に反応するのに、これは悠然としている。 見上げると大きな雲がゆっくりと流れていく。 空の青さと雲の白さ、雲を照らす光の強さがまだまだ夏を感じさせる。 クズの花。谷のいたるところに花びらが落ちている。 ずいぶん高くまで延びているようで、咲いている花を見かけることは少ない。 クサギの花が咲き出した。 クロアゲハチョウが花から花へ飛び回っていた。 この花を見ると秋を感じる。 落ち葉に目がいくようになった。 黄色や茶色が新鮮に見える。 日に当たり様々な緑色をみせる草。 光っているような透けているような不思議な光景。 踏み込むのを躊躇してしまう。 思ったとおりウバユリが咲いていた。 この谷に咲く本数はせいぜい数本程度。 この花からどうしてあの実ができるのか不思議。 谷のあちこちで咲き出した白い花。 今が旬みたい。 名前を知らないのでとても気になる。 たぶんゲンノショウコ。 先日は里で見たのはピンク色、今日は白色。 あたりを見回すがこの一輪しかないみたい。 ヒバカリと思われる。 谷川をわたるとき危うく踏みそうになった。 このあと上手に泳いで岩場にもぐりこんでいった。 ミヤマクワガタのオスとメス。 この前にオス二匹がメスをめぐっての喧嘩があった。 結果は他のオスがこのクワに上手投げされ、あっさり退場。わずか1分の出来事。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/08/15 11:23:12 PM
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