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カテゴリ:イギリス人音楽
こんにちわ~、ニコライです~(この日記の登場人物)
昨日に引き続いて、UKロックの話。(昨日の日記→英国人の発明は?) 今日は、昨日も紹介したUKロック経済効果という記事についてでしゅ。 この記事は、簡単に言えば、 アークティック・モンキーズとフランツ・フェルディナンド という、インディー(っても大手インディ、何じゃそりゃ?)レーベルから出た 今、UKで最も注目される二つのギターバンドの世界的人気ぶりから、 「2006年は、第三次ブリティッシュ・インヴェイジョンの兆しか?」 という、にわかに活気づく英国大衆音楽界の話題。 ![]() その論理の背景は・・・ 第一次インヴェイジョン(60年代・いわゆるビートルズとか)←ラジオ効果 第二次インヴェイジョン(80年代・いわゆるニューロマ)←MTV効果 を振り返ると、UKがUSを凌ぐ勢いのある時、UK音楽界は、 「ロックがポップスを凌駕する」状況にあり、まさに、2006年、 インディーレーベルからのギター・ロック・グループの躍進によって、 「ロックがポップスをセールス上は上回る結果」にある。 したがって、第三次インヴェイジョンは期待できる。 で、ニコライの結論を言えば、 第三次ブリティッシュ・インヴェイジョンはありません。 ![]() なぜなら、、、 1) UKロックとは「ロックの型」を踏襲したポップスである、 ゆえに「ロックがポップスを凌駕する」という論理はおかしい。 2) アメリカで売れたいなら、結局は、年の半分は全米ツアーをしなきゃダメだ。 と思うからでありましゅ。 1) について・・・ 90年代のブリットPOPは、第三次 ![]() ![]() 「90年代はブリットPOP。POPがROCKを凌いでいたために、ダメだった」 という理屈らしいでしゅが、ブリットPOPって「UKロック」らしい気が。。。 そもそも、オアシスの登場に際して、 60年代のギターサウンド復活とか、騒いでいたのは、誰だっけ? ブリットPOPというネーミングは、UKロックが「歌謡曲(流行歌)」 であることを、認めたゆえのネーミングだと思っていました・・・。 ![]() ニコライには、90年代の大騒ぎの顛末を、 キャッチコピーで「POP」を使用したせいにしている ようにしか、思えません。 呼び名を「ブリットRock」に変更したところで、結果は同じでしょ~。┐( ̄ー ̄)┌ そもそも、ニューロマ(80年代)がロックで、ブリットPOP(90年代)のがポップス? 英国人の言うことは、ワケ分かりません。 2) について・・・ 振り返ってみると、第一次の時は、ラジオの力、第二次の時は、テレビの力。 イギリスのバンドは、ツアー以外のメディアで人気を形成する。 そのような売り方が、昨日の話で言う「商品化の定型」の一つとも言える。 第三次は、じゃあ、なんだろう?というと、ネットの力。 ■アークティック・モンキー、成功の秘訣 去年の記事ですが、このような分析が容易に成り立つわけでしゅ。 でも、結局のところ、このような商売じゃ、ヒット曲は一時の流行歌になってしまう。 なぜなら、売り出してる時しか、メディアに現れないからである。 なぜ、ストーンズはツアーをし続けるのか?大量の懐メロをひっさげて。 ま、、、そゆことでしゅ。額に汗しないと、ダメってことでしょ~。 ![]() という批判がありました。このドキュメンタリー映画でも、 デーモン・アルバーンが、当時の音楽の売り方を批判してをりましゅ。 ![]() なのに・・・ ■Blur / パークライフ リミックスを加えて、2006年9月6日、限定にて発売。へぇ~、懐古趣味だね。 今日は、オチも笑いもない日記でしたが、 記事にある売れっ子UKロック・グループってことで、 ![]() ![]() ![]() フランツ・フェルディナンドは、マメに米ツアー回ってるらしいでしゅ。 ![]() でもさ、この2バンドがアメリカに受け容れられているのは、 ストロークスのお陰だと、やっぱり思うのだ。 80年代のUKロックに感じる、あの恥ずかしい感じ! ![]() それを今、90年代のブリットPOPに感じるんだよ。 ![]() この2バンドも、いつか懐メロの「ぷぷぷ」な恥ずかしさに変わるんだろ~ね。 あぁ、それが、UKロックだ。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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