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小さな火が、焙烙の中でちりちりと燃えている。
今日は八月十三日。盆の入りだ。独り黙々と俺は迎え火を焚く。 この煙に乗って精霊が帰ってくるというけれど。 俺は風に散らされる白い煙をぼんやりと眺めた。今日は眩しいくらいの晴天だが、風が強い。焙烙の中身に点火するのも一苦労だった。何しろ、ここは谷間ビルの屋上。予想もしない方向から突風が吹きつけたりする。 うーん、こういう時はやっぱり百円ライターでは役不足か。某軍御用達のジッポなら強風でも消えないというし。でも俺、タバコ吸わないしな。 ![]() ワイルドなイメージのジッポと、「スターリングシルバー 秘宝の鍵」というネーミングがミスマッチでスゴイと思う。 わざわざ迎え火用に専用ライターを買うのもなぁ。 最後の煙の名残が風に消えるのを見送り、俺は立ち上がった。あー、変にしゃがむと腰が痛いな。 数時間後に、つづく・・・ やはり季節のイベントは外せなかったか、prisonerNo.6。 ぎゃああああ!! せっかく書いた前編分、うっかり消してしまったぁ! ・・・もう寝る(滝涙) 何で「×」押してしまったんだオレ。こんな時間までかかっておきながら・・・ああ、オレのバカ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.14 04:16:02
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