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碁盤を囲んで

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February 16, 2007
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以文会友のモノローグ


九段下から靖国通りを上り、日本棋院に入ると、1階ロビーに人はまばらだった。

ディスプレイには十段戦挑戦者決定戦の模様が映し出されている。

白番の依田先生、得意の捨て石作戦かと思いきや、封鎖が不完全でだいぶやられている印象だ。

椅子に腰掛けて眺めていると、にわかに着手は進み、

山下棋聖は、外側の白の壁を攻める勢い、これは決まったか?

ところで、このディスプレイ、「幽玄の間」のグラフィック画像なのだった。

「幽玄の間」のパンフレットも積まれていて、ネット中継のデモンストレーションの意図だろうが、

私に言わせれば、かなり残念である。

ここは棋院のロビーなのだ。

対局はまさにこの階上で行われているというのに、そのリアリティがない。

理想を言えば、検討部屋と同じモニターが設置されて、

すべての対局室の盤面がリアル映像で映し出されるといい。

時折、盤上に対局者の頭や扇子がかぶさるのも好ましい。

特にリーグ最終戦の一斉対局のときなどは壮観だろう。

このあたりの演出、関西棋院などはどうなっているのだろう?

もっと巧くやっているような気がする。

さて、結果はといえば、284手まで先番山下棋聖が6目半勝ち、

趙治勲十段への挑戦権を獲得した。






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Last updated  February 16, 2007 09:47:47 AM
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