カテゴリ:政治、行政、そしてメディア
地震で倒壊した住宅の屋根などに残る『太陽光パネル』。 実は太陽の光を浴びて、破損した今もなお発電を続けている可能性があります。 石川県・能登半島地震が発生した翌日、経済産業省は公式Xで、 「太陽光パネルは破損した場合でも、日の光が当たると発電をする 可能性があるため、むやみに近づかないようにご注意下さい。」 などと注意を呼びかけました。 大阪電気通信大学電気電子工学科の濱田俊之准教授も注意を呼びかけている一人です。 濱田准教授は、「損壊した太陽光発電は、充電部が露出していたり、 漏電していたりすることがあります。」とし、 「そのような状態で太陽光パネルや漏電部分に触れると感電事故の原因となる」と、 被災地の復旧作業にも注意を呼びかけます。 がれき撤去作業などをする場合は、太陽光パネルを、上から布や段ボールなど 光を遮断できるもので覆い、作業者自身も絶縁性の高い手袋などの格好で 作業してほしいとしています。 濱田准教授らは、太陽光パネルが被災した際の安全装置などを開発中で、 安全対策を講じたうえで太陽光発電が普及することを目指しています。 濱田准教授によりますと、太陽光パネルは風で飛ぼうが、水没しようが 発電は可能なうえ、太陽の光だけではなく、火事など炎の光でも発電 することがあるため、夜間も感電リスクがあるということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.26 11:16:18
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