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カテゴリ:医療情報
ある日とつぜん花粉症が治ることがある、
という記事を読んだことがあります。 そう言っていたのは、 伊東エミナ医師 何もしないで、ではなく、 手料理を食べるようになって改善するケースもあるとのこと。 ごく稀に、 「特に対策をしていないのに、急に花粉症が治った」という声を聞くことも! エミーナジョイクリニック銀座の伊東エミナ医師。 アレルギー治療を多く行っている伊東エミナ医師は、 「ある年に突然、花粉症が治ることはあり得ます。一番多いのは、腸内環境の変化によるケース。たとえば美容のために乳酸菌などを摂りはじめたところ、腸内環境が改善されて、花粉症が治ったという方はいらっしゃいます」 ということです。 私も何十年も花粉症で悩んでいますので、さっそく多めにヨーグルトをいただいております。 花粉症とは縁遠いように思える腸ですが、腸内環境が悪くなると、食物成分の消化が不十分となってしまい、体内の状態が悪化して、少しの花粉にも防衛反応が働き、くしゃみや鼻水などが出やすくなるとのことですね。 「花粉はあくまでアレルギー反応の引き金。根本は、体内の状態が悪化することで、花粉にも防衛反応を示すようになる」と伊東エミナ医師。 ストレスが減ると血流が良くなって、体の状態が改善され、花粉への防衛反応がなくなることがあるんですね。 また、背骨のゆがみが治ることで花粉症が改善されることもあると。 背骨のゆがみは血流を悪くさせ、全身の冷えを引き起こす。 冷えが強いと体はその状態を治そうとするため、風邪を引いた時と似た状態に。 そこへ花粉が飛んでくると、より防衛反応を示しやすくなるとのことです。 私など、みな当てはまります。 そのほかでは、 妊娠・出産を経て花粉症が治るということも、稀まれにあるとか。 「これは未解明なことも多いのですが、胎児は免疫学で見ると母体にとっての『異物』なんですね。その胎児を長期間にわたり体内で育てるため、母親の免疫力やホルモン状態が大きく変わることも多いんです。これにより異物へのキャパシティが広くなり、花粉症が出なくなるのかもしれません」と、伊東エミナ医師。 引っ越しで花粉症が治ることもあるのは、単純に花粉の少ない地域に移るケースだけでなく、前の住居のダニやホコリ、あるいは化学物質がなくなることで改善する場合もあるとか。複合的に作用して花粉症になっていたが、それらの原因がなくなることで防衛反応が起きにくくなるとか。 さまざまな原因が合わさって花粉症になるということですね。 マスクやメガネ、帽子などの防御策とともに、それらのことも念頭におくようにしたいと思いますね。 ☆伊東 エミナ エミーナジョイクリニック銀座院長 Emina Itoh M.D.&Ph.D. 東京女子医科大学卒 米国ヴァージニア大学留学。ホルモンと老化に関する専門的研究 ・資格など 医学博士 日本内科学会認定総合内科専門医 日本医師会認定 健康スポーツドクター 日本医師会認定産業医 日本心身医学学会会員 日本温泉気候物理医学会認定 温泉療法医 労災指定医 ・2007年、日本内分泌学会優秀論文賞(メタボリックシンドロームに関して)受賞 ・2010年 東京銀座に「エミーナジョイクリニック銀座」開設 エミーナジョイクリニック銀座 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/03/23 02:18:07 PM
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