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こんにちわ まげ仙人です。
![]() 昨日に続き、フランスの話です。 現在のフランスにはベルサイユ宮殿の他にもエッフェル塔や凱旋門を始め、国立劇場などの建物がたくさんあります。 そんな中でパリに来た観光客が必ず訪問する施設に、ルーブル美術館があります。 当然入場には入場料が必要です。 ところが、ルーブル美術館に無料で入れる時があるのです。 ...それは... 『ルーブル美術館は職員がストライキに入ると、無料で美術品を見学できる』 ...のです。 フランスでは、公務員にも一般労働者と同じようにストライキ権が認められています。 そのため、春先になると待遇改善交渉が行われますが、もしこの交渉が決裂すると、ストライキに入る事になります。 そのため、美術館が開館している時にストライキが始まると、職員は入場券の販売やチェックなどの職務を放棄するため、誰でもルーブル美術館に入って見学できるようになるのです。 もちろん、本当に重要な美術品などは盗難防止のために、一部通路をふさいだりして無料の見学者を近づけないようにしていますが、観光客に一番人気の”モナ・リザ”や”ミロのヴィーナス像”、それに”ニケの勝利の女神像”などは、普通に見学する事が出来ます。 ただ、一番の問題は、このストライキがいつ始まるか、全く予想出来ない事。 何しろ、交渉結果次第でのストライキ決行ですから、事前連絡などはなく、ストとなれば地元の旅行代理店も”ルーブル美術館はストのため休館中で、見学は出来ません”という対応になります。 ...でも、本当に休館かどうかは、実際に美術館に行かない限り、わかりません。 実際に行ってみて、客がぞろぞろ続いて入っていくようなら、ラッキー!かもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.08 00:23:37
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