時には熱い口論も!
週末に顧問契約している管理組合の総会に同席しました。昨年結成された新役員体制になるまで、10年以上総会が開催されたことがなく、長い間管理組合活動が冬眠していた自主管理のマンションです。新体制をスタートして1年立った総会。多数の問題を抱えながら試行錯誤で運営を行ってきました。役員全員がなんとかしようと!熱い意思をもって行動してきましたが、残念なことに期の後半から役員間で真っ二つに意見が対立。このマンションは居住組合員と非居住組合員の比率が半々。役員4人中2対2と人選のバランスは取れていましたが、居住組合員と非居住組合員の確執が生まれてしまいました。3時間の総会中、何度も口げんかが起きるほど、熱い意見交換が繰り広げられました。役員の対立が組合員に波及し、管理組合内部崩壊の一歩直前でしたが、マンションを良くしたいという志は皆いっしょであるという共通認識が見いだせたことから、次期役員も無事決まり、新たな一歩が踏み出せることとなりました。役員間が対立した時に、マンション管理士は慎重に行動せねばなりません。下手に内内で間を取り持つよりも、本音で話し合う場を公開で設けるのも一つの手段です。争い事は可能であれば避けるに越したことはありませんが、管理組合運営は組合員同士のつながりが大切なので、発展性のある口論も時と場合によっては必要です。泥臭いマンション管理。難しい事案ほどやりがいを覚えるイダケンでした(笑)こんなイダケンを応援してくださる方は↓↓をクリックお願いします。にほんブログ村イダケンのマンション管理奮闘記TOPへ