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テーマ:東京 / 江戸(1211)
カテゴリ:生きること、自然、そして、環境
江戸情緒豊かな漫画やエッセーで知られた江戸風俗研究家の杉浦日向子(すぎうら・ひなこ)さんが22日午前4時32分、下いん頭がんのため千葉県柏市内の病院で死去した。46歳。告別式は親族のみで済ませた。というニュースが入った。
そういや、今住んでいる四谷四丁目近辺は、江戸時代からの道が今も残っているんですよね。「江戸明治東京重ね地図」という、今と明治と江戸時代の地図を重ねて見れるソフトがあるのですが、私の家の前の道こそは違うのですが、すぐ近くの路地も、江戸時代からの路地だったようで、急に細くなる部分も、江戸時代からそうなっていたようで、びっくりしました。 29階建てのマンションの建築現場の前にある畳屋さんも、江戸時代から営業しているそうで。29階建てのマンションが出来たら、無くなるかと思いきや。マンションの手前に別棟があって、そこに畳屋さんが入るそうだ。 若女将さんは、「最新の高層マンションに畳屋は不似合いだけど、お店は続けます」と言っていました。 江戸の情緒が無くなってきていると言われていますが。新しい形で、江戸時代から続くものを、続けていくところもあるのですね。 やはり、ごく普通に、続けようと言う気持ちがあるかどうかが問題かも知れませんね。 また、有楽町駅前の再開発に関係している人に最近お会いしたのですが。丁度、あの場所は、テレビドラマにもなった、大岡越前のいた、南町奉行所のあった場所でもある。そして、明治時代以降の有楽町は、最新のモードの発信地でもあるので、新しさと、歴史の融合した、まちづくりが実現すればいいですね。 それと、江戸と言えば、循環社会を実現した都市なんですよね。下水処理も当時では世界トップのシステムをもっていたわけですし。花火大会なども含め、暑い時期の過ごし方も、楽しみ方も含め、合理的です。 そんなことで、江戸時代から学ぶものが多いような気がします。 江戸を見つめなおすことで、新しい都市生活が営めるかも知れません。 杉浦日向子さんのご冥福をお祈りします。 ということで、今夜は、しっぽりと、蕎麦屋に行きます。 ★「江戸明治東京重ね地図」の購入はこちら★ ★オススメの江戸本★ ↑ネタは江戸だけじゃないのですが、岡並木さんのこの本が一押しです。まちづくりについていろいろ教えてくれた本です。岡並木さんが連載していた、Car and Driver 誌のエッセイを単行本にしてくれないかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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