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2020年11月07日
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カテゴリ:体力・健康
 「梅雨になると膝が痛むとか、古傷が痛むとかいう話をよく聞くが、それが本当かどうか確かめたい」という依頼が、テレビ局からありました。当時、慢性の痛みがある患者さんのなかに、天気の話をする人が多いことを感じていたので、この機会にそれを確かめてもいいかなと思って引き受けました。気圧、温度、湿度を調整できる実験室に、「雨が降ると膝が痛くなる」という2人の被験者に入ってもらって、梅雨時、すなわち雨が降り続くときと同じように湿度を80%まで上げ、それから気圧を下げてみました。雨が降ると膝が痛むなら、実験室の湿度と気圧を雨降りと同じ状態にすれば、膝の痛みが出るかもしれないと考えたのです。

 結果は期待したとおりで、被験者が天気の崩れるときに感じている膝の痛みが再現されました。また、膝の周りの皮膚温が下がって、むくみも確認できました。このような実験は初めての試みで、自分でもうまくいくのか半信半疑だったので、テレビの収録を無事に終えることができたときはホッとしたことを覚えています。ただ、「なぜ、このようなことが起きるのか」というディレクターの質問には答えることができず、私は「その原因を探りたい!」と強く思い、「誰もやっていないなら、自分がこの仕組みを解明しよう」と決意しました。「天気と痛みの関係がわかれば、救われる患者さんが大勢いるはずだ」と考えたのです。

■自律神経のストレス反応が関与か

 それでは、天気が変化すると、どのようなメカニズムで痛みが増強するのでしょうか?

 私は、痛みの増強には、身体の機能を調節している自律神経のストレス反応が関わっていると考えています。慢性の痛みはもともと「ストレスがかかると増強する」という性質があります。気温や湿度が変わると、血圧や心拍数が上がったり、気分が変化したりしますが、人によっては痛みが強くなったりもします。そこで私は、気圧の変化も、温度や湿度と同じように、ストレス反応を起こすのではないか、そうであれば慢性の痛みを増強させることになるのではないかと考えたのです。

 それを確かめるために、健康なラットに、血圧と心拍数を連続的に測定できるセンサーをつけ、気圧を27hPa下げてみたところ、血圧、心拍数ともに上昇しました。これらの実験結果から、天気痛にはストレス反応が関わっていて、気圧の変化がそのストレス反応を引き起こしている可能性が高いことがわかったのです。


【記事全文】2020年11月5日
 「雨が降ると膝が痛い」は本当か? 実験でわかった気圧と慢性痛の関係



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Last updated  2020年11月07日 09時31分38秒
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