カテゴリ:雑感
私達サッカー部は先輩方の熱き情熱によって始まりました。
サッカー部OBの林田尚之 様のお話です。 諫早高校サッカー同好会の昔話(1) 1975年当時、諫早高校にはサッカー部はありませんでした。 グランドは野球部とラグビー部が使用、サッカーが出来るスペースは皆無でした。 この年に入学した高田弘幸を中心にサッカーをやりたい者が集まり活動を開始。 本明川の河原や高城公園など練習場所を探すことから練習メニューの組み立てなど、大人の指導者がいない中、全てを高田中心に自分たちだけで行いました。 厳しい環境の中でも楽しくボールを蹴る毎日でした。 そのうちに力も付いて公式戦に出たいという希望も湧いてきて、学校の公式組織として認めてもらう活動も合わせて始めました。 友人たちの協力もあって学校への働きかけが実り、同好会ながら高校総体県予選に出場が認められ、2年生になった1976年、諫早高校のユニフォームで初めて公式戦に出場しました。 この写真はその時のものです。 彼がいなければ高校でのサッカー生活はなく、その後の人生でも大きく私に影響を与えてくれた、彼はそんな人物です。 1月6日はその高田弘幸の命日。 50歳以上の兵庫県代表として現役生活を続けていた中で突然訪れた悲劇でした。 最後まで諦めずに病魔と戦いましたが、悲しい結果となりました。 彼がこよなく愛したサッカーを彼の分まで目一杯楽しむ… それが私が彼に感謝を表すただ一つの方法だと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.27 15:32:40
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