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2020/08/09
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 新型コロナウィルスの蔓延は、ワクチンの供給体制が整えばやがて終息する。だが気候変動問題は原因となっている水蒸気を、当分の間まったく減らすことができない。削減対象をCO2と見誤っているのだから、状況は次第に悪化の度合いを増すことになるばかり。減らしたはずのCO2は、何故か却って増えていた。すべての環境投資は無駄だったのだ。

 その理由さえ突き留めようとしないまま、問題の解決を放置して先送りしつづけている。文明は自らの手で引き起こした温暖化と、それによる異常気象という変化から、決別することがおそらくできない。
電気がなければ経済成長は不可能であり、熱がなければ冬の寒さに文明は耐えられない。温暖化の真の原因である水蒸気を、まったく生み出さない電源でない限り、気候変動要因の最大の圧力源、となっている原因物質はこれからも着実に増え続け、最終的に海面水位の上昇という結果を地球上に引き起こす。

 人類が生活圏で生み出すようになった大量の水蒸気は、温暖化で生じる氷山氷河の融解で増加する液体の水の増加より、はるかに多くの水分子を合成して生み出すため、地球がもつ水の絶対量を確実に増やし続け、海岸線の総延長距離を狭め続ける。温暖化問題を扱っている研究機関で水の増え方が異常に多い、という数値を見て首を傾げているようでは、問題の解決は程遠いといわなければならない。水素酸化物となっている水蒸気の関与を海面上昇の要因として、まったく要素化していなかったのだから、原因が思い当たらないのは当然のなりゆきというものだ。

 炭化水素の代表的存在となっているメタンを燃やせば、CO2だけでなくその倍に当る水蒸気の合成を、同時に進行させることになる、とい事実を見失っていたことは明らかだ。環境対策として有望視されている燃料電池は、水蒸気と液体の水を同時生成するため、当該電源が普及すればするほど地球の水没は必然的に早まる。この事実をまだ誰も知らずにいるため、燃料電池自動車の開発を思慮なく急いで、巨額の資本を投下して胸を張っている多くの企業が哀れでならない。

 教育の高度化を進めてきたことによって、知識の量は確かに増えたが、それがもつ意味の奥底をだれも理解できなくなっている。それが何であれ知識の量的拡大が、質的劣化を招来するのは法則が夙に示していた。民主主義の劣化は教育を高度化したことによって、与えられていた思考力が失われた結果に過ぎない。学力重視の学歴至上主義が知性なき知識人を再生産し、十年を一世代としてみた場合すでに四十年を経過している。学生運動がピークアウトした時を境にすると、再生産段階は80年を起点に、第四世代へと既に達してしまっている。
 
 指導する側と指導される側の双方が、知育偏重教育の洗礼を受け続けてきているため、見えてしかるべきものを見損ない、現在位置がどこかという方位すら見失っている。COP25のなし崩し的散会というその不毛な結末が、問題認識能力を失わせていたことを示しただけでなく、問題解決能力をも失っていることを訴えていた。一向に止まろうとしない温暖化という、四半世紀を超えたほどに長い、余りにも拙いこの現実はそのひとつの結果、として人類に与えられたもののように見えている。

 温室効果ガスの最大の成分となっている水蒸気を、まったく生み出さないモデルを文明が早急に見出さない限り、気候変動要因は増え続け異常気象はその様相を一際強め、自然災害をより苛烈なものへと押し上げる。一年ごとに狂暴性を募らせるようになっており、破壊圧を強化しながら地下資源の大量消費を、却って大いに急がせる姿勢から離れられなくなってゆく。
 問題の所在が那辺にあるかを見逃しているようでは、誤った判断を善と信じて不善を為す行為へと突っ走る。この不毛な経過は再生可能エネルギーを普及させていながら、CO2の排出量をいまだにまったく減らせずにいる、無駄な環境意識の不要な高さとなって、既に除染し難いものとなっている。

 直流電源と交流電源の違いが知識階級に弁別できていたのであれば、期待に背く結果を得た事実についてのリサーチが必要だ、という程度の認識能力の高さは保たれていた筈だ。太陽電池と燃料電池のように電池という名のつく電源は、すべて直流電源であることを明瞭に伝えていた。

風力発電装置は本来交流電源なのだが、周波数制御がまったくできないモデルであったことから、一旦直流化して電池電源に取り込んでからでなければ、発電した電力を有効利用することができなくなっていた。

 交流電源はすべて誘導法則で成り立っているものであることから、負荷を与えない限り電流の誘導は生じない。そこで蓄電池の関与が絶対条件となっているのだ。ところがウィンドファームのすべてには、蓄電デバイスの関与を示すエビデンスが見当たらない。ここに公にされたくない秘密の一つが、利益共同体によって隠されていたのだが、誰もこの事実について追及していなかった。
 交流と直流を、すっかり混同してしまっているからだった。周波数が不在ならそれは、交流電源として完全に無効な装置。周波数のない交流電流は、存在することがそもそもできない。周波数とは磁極のスイッチングの頻度のことであり、右向きの電流と左向きの電流とが切り替わる、そのタイミングのことを指し示すための指標であった。

 直流電源が電気を貯めておけるようになっているのは、周波数が不在であるからこそできていることなのだ。交流電流は互いに逆方向へと流れ出ている、二種類の異なった電流が成り立たせているものであることから、もう一つのという意味のAつまりオルタナティブと、電流を示すC即ちカレントを組み合わせた略称が通り名となっている。DCはその名の通りダイレクトカレントであり、ACはもう一つ別の電流がそこにあるという意味となる。この違いがまったく理解されていなかった。業界の秘密主義もさることながら、調査確認を怠っていた指導的立場の知識人たちの罪を見逃してはならない。

そのために世界中で成果のない温暖化対策に没頭していながら、四半世紀を経ても尚相変わらずCO2にこだわり続け、自然災害の暴力的破壊に為す術もなく立ち竦んでいる。これは一体、どうしたことなのであるのだろうか。






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最終更新日  2020/10/19 12:02:31 PM
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