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2007年03月14日
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カテゴリ:Cote de Nuits 2002

CIMG0695トルショー2002液面.jpg
コルクと液面がぎりぎり
自然液面低下まで充分注意した管理が必要か?



CIMG0699トルッショートップ.jpg
拭いてしまいがおおめの粉っぽいカビ
(淵に残っています)




CIMG0702液滲み.jpg
コルクの液滲み


CIMG0707トルッショー2002.jpg

強烈なリンゴ酸主の酸があり
かなりの熟成能力を有します!!!

場合によっては10年選手
今までの経験からして
2012年~15年頃に熟成香のピークが来
その後一気に収束する(ピークダウン)パターンか?

今飲むには可愛そうな酸の強さ(果実香を超える)
寝かし酸のレベルが下がると
酸の向こうに隠れていた
ブルゴーニュ好きの果実本来のバランスと
ACなりのピノの香が優位に表現されて
かつ
ピノの至福の熟成香が味わえるではないでしょうか?

ただ
それ以上熟成させると
ACなりにプラトーレベルが狭く
いっきに落ち酸も薄れ
薄っぺらな熟成香のみのワインに・・・


ただし
あくまでも保存状態が良いければの話
手荒く扱うと
最悪の状態に!

液面のコルクのカビから考えると
よほど上手にしないと熟成ACブルゴーニュの醍醐味は味わえないのでは(?)


ただ・ただ問題は液面とコルクのカビの付き具合

1.急激な温度変化による液面膨張
2.高湿度によるカビの繁殖に充分注意!


失敗を恐れる我々万人は
キャップシールをはずし
コルクの状態を見ながら
飲み時を考えたらいかがだろうか?


今飲むとすれば02AC(熟成に入っていない)に関して言えば
1.酢酸やクエン酸の合う料理や
2.酸系の食事にかなり良いマリアージュを示し
(甘みが強いもの・塩分が強いものには難)
食事と共に楽しんではいかがだろうか?

試飲結果
ピノの微かなスミレの香
(グミの香は感じられません)
甘いイチゴ 弱いストロベリーガムの香
モレ様のスパイシーな香 タンニンの香
肌理の細かい薄いクリーミーな香

振りますと
赤く滲みたメントールの香 
ベリー香は見つけられず

口にしますと
ピュアーな強烈な酸(唾液が出るような)!!!
(リンゴ酸系!)

苦味
色は薄いですが濃いエキス分(酸も強くした)!!!
04より強い 硬い 閉じてるイメージです
アルコール感は感じられません(12.8度)
クラス上の骨格(04ACには見られない)
獣臭感じれなく
土系も感じられません
まだハーブ系・草系の香は出てはなく
樽系のミルキーの香もはっきりしません
ポンソの02の酸に似てるか?


少し時間が経つと
石灰香的火薬香 ミネラル香が出てきます

4時間後
ミネラル香 ナフトールの香
少しハーブ・草・ワラ系の香が出てきます
乾いたジャミー香(健全な)が微かに 

やはり酸が強く
酸の奥に甘み











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最終更新日  2007年03月14日 03時25分17秒
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