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鴨緑江の街丹東生まれのあれこれ

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2014/01/31
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カテゴリ:その他中国旅行

高校同期との上海旅行 2002.2.

定年退職後帰岡した私は第2就職の新幹線通勤を1年で退き完全リタイヤした。以来長年病院生活を続けている母を見舞う傍ら高校同期とのスポーツを中心とした交流の年金生活を送っていた。そこで3年目の本年ペタンク仲間の難波,津崎,岩戸,河本、江国、渡辺、大賀夫妻と武漢生まれで中国旅行の好きな丹下夫妻の11名で上海及び周辺の4泊5日の安ツアーに参加した。 この数年後私は相次いで岡山市日中友好協会、長春会、安東会に入会し中国旅行にはまったのである。

初日(2.16)車2台で関空に向った我々は近畿ツーリスト催行のこのツアーの参加者16名と合流し午後13時40発中国東方航空機に搭乗、中国時間14時55分上海紅橋空港に着いた。

紅橋空港ビルを出た途端に私は60数年ぶりに見た高層ビルの林立した辺りの風景に吃驚した。私の頭の中には窓が小さくて平屋の土か煉瓦の民家のイメージしかなかったのだ。

一行27名は専用車で杭州へ向かったが高速道路が四方に伸び沿線に見える農家は殆どが大きな3階建てだった。後で聞いたところによるとこの辺りの農民は農地を奥地からの出稼ぎ農民にまかせて自分達は杭州とか上海で現金収入を稼ぎこの様な大きくて立派な家を建てているらしい。只不思議な事に殆どの家に車庫が無い。何故なら驚異的な発展を続ける中国もこの時期はまだ一般道路の整備が遅れており都会には駐車場がすくないので車はかえって不便なのだそうだ。

この夜は杭州料理を食べてホテルに入っただけであったが安ツアーだけに食事は野菜が多かったが我々には脂っぽい肉料理が多いよりもかえって口に合うと云って食事が進んだが結局初日だけだった。

2日目(2.17)この日の午前中は西湖、六和塔、西冷印社観光だった。西湖は大きな美しい人造湖で如何にも中国らしいきらびやかな観光船に乗って遊覧した後六和塔に向かったが一行の一人が行方不明となりガイドは慌てたが間もなく見つかった。

六和塔は西湖湖畔の丘に在る。北宋年代に銭塘江の逆流を鎮める目的で建てられたが銭塘江を行きかう船の灯台の役目も果たしていたと云う。尚現在の木造13層の建物は清代末期に増築された。私は最上階まで徒歩で上って銭塘江大橋を始め辺りを眺望した。

西印社と云うのは中国内外の著名な書画作家400名超が社員として参加し広い敷地内に多くの特異な建物を有し著名な書画を蔵している。併せて印章ほか文具の製造販売を行っている。

昼食を紹興の民族楽器によるLIVEショウを聴きながら摂った後蘭亭、魯迅故居、紹興酒醸造所を観光、見学した。

蘭亭には王義之親子の「鵝池」の碑があり岡山の後楽園にもある「曲水」は此処が本家である。

魯迅故居は日本の仙台で医学を勉強後一念発起文学を志した魯迅の生家である。

最後に紹興酒の醸造所を見学したが下戸の私は貯蔵倉庫に入っただけで酔っ払いそうだった。私は此処で最高級の20年物の紹興酒を義兄の土産として買った。此の後再び杭州に帰り夕食に名物の東坡肉(豚の角煮)を食べた。 

3日目(2.18)朝食後世界遺産の街蘇州へ向かった。奇岩(太湖石)と各楼閣を回る石畳の回廊等が有名な留園は北京の頤和園等と並び称される世界遺産である。蘇州の街を巡る運河の遊覧に乗ったが些かヘドロ臭かった。

寒山拾得と張継の七言絶句「月落啼烏満霜天・・」で有名な寒山寺を参観した後国立茶葉博物館では龍井茶を試飲し併設されている絹製品や玉を売っている商場を見て回り私は絹のパジャマと玉のタイを買った。

またシルク研究所では蚕から糸を紡いでいる所や絹布 団を造っている所を見学した。最後に刺繍研究所を参観したが裏表の柄が違う見事な細工品を観賞した。夕食は「松鼠桂魚」の蘇州料理を食べた。

4日目(2.19)朝食後無錫 へ。先ずは市内の亀頭渚公園に在る無錫名誉市民の緒方大作の無錫旅情の歌の碑を見た。次いでジャンクが走っている太湖と鹿頂山を遠望した。上海ガニを養殖していると聞いたが湖畔は何となくヘドロ臭がした。遥かに見えた元蒋介石の別荘は現在毛沢東の別荘兼迎賓館だそうだ。

此の後泥人形の加工所で制作風景を見学し次いで淡水真珠工場を見学した。私は真珠に興味が無かったので小さい泥人形を記念に買った。

午後は上海に戻り豫園を観光する一行と別れて我々は春節の余韻の残っている豫園の街をぶらぶらして不二の上海事務所の後輩に迎えに来て貰って上海ガニ専門餮庁「百蟹園」で蟹ずくしの食事をしたが小ぶりな上海ガニは食べ難く私は北海道の毛ガニの方が美味いと思った。

食後皆で和平飯店の上海OLDJAZZを聴きに行った。満員の盛況だったがプレーヤーが相当な老年なので迫力に欠けていて評判ほどではなかった。それでも私は記念にCDを50元で買った。  

最終日(2.20)早朝紅橋空港に向かい予定の機に搭乗し無事帰国した。今回の旅行は総じて値段が安い割に盛り沢山の観光が出来た上に食事もマズマズ満足出来たと云う意見だった。謝謝。

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Last updated  2014/02/03 09:38:33 PM
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