なせばなる

いきいきリハビリグループでは昨年より『次世代育成・発掘プロジェクト』という面談を行っています。
このプロジェクトの目的は次に役職を目指すスタッフの方々をエリア長で面談を行い、

モチベーションの向上、各方法論の伝授、現状の悩み等の相談等を行い、役職を目指す方を育成していったり、自分では役職は難しい等考えている方に対して自信をつけてもらったり、様々です。

僕の中で一番大切だとおもっているのはモチベーションの向上の中にも入ると思いますが、動機付けです。

以前書いたかもしれない言葉かもしれないですが、『どうやって心のスイッチをオンにする』かを考えています。

人によって役職になりたい理由も違うし、頭の中が渋滞している所（要は目標と実行に不具合が起こっている所）等を交通整理をする事も大事です。

どういう思考を持っていて、何を考えていて、どうしたいのか等基本は情報収集を大切にして関わったのち（OTでいう評価）、課題の整理をポジティブ面・ネガティブ面で行い、具体化した後に、目標設定を行い、どうしていくかを考え、実行していく。

リハビリでご利用者様・患者様に対してやっている事と事は違えど、同じ様な事をしています。

やはりそこがずれたり、間違ったりするとリハビリの世界でもそうですが、成果が出ませんし、こんがらがった状態ではモチベーションも上がらないし、実際のアプローチも成果が出にくいです。

色んな人の色んな考え方があるので、どうやって行くかもそれぞれ違うし、その関わりを通して、自分自身も考えさせられる所もあるし、自分自身の経験値にもなっているなと感じてます。

僕はいつもそうですが、自分が関わる方には『幸せになってもらいたい』と思っています。
何か一つでもその方の人生に＋になり、今後の人生において幸せだと思う、感じる瞬間に沢山出会ってもらいたいと思っています。

考え方が違う様に、幸せと感じる瞬間も人それぞれ違います。
そこをどう導いていくのか？本当に難しいです。

間違わない様にしっかり評価が必要です。
ここに作業療法の経験が生きているなと感じる瞬間でもあります。

また新たに面談を始めたスタッフもいますし、既にモチベーションはあるので、方法論を教えていく、考え方を注入していくなどの過程の方もいます。

一つ一つ型にはまった面談はできないので、面談中は常に頭の中をフル回転です！
幸せの定義って本当に難しいですね。

前も書きましたが、きつい・辛い事を乗り越えたからこそその分幸せもある（ボールは投げた分しか返って来ない）、平穏にいけている事が幸せの事もある。
自分自身の成長等が幸せ、相手の成長が幸せ、職場が良い方向に向かっている事が幸せ、利用者様が幸せであれば幸せ、自分の家族が幸せであれば幸せ、お金によって裕福な生活が出来る事が幸せ・・・。

等等人によって大なり小なりありますし、何処に目的・目標があるのか？
そこを突き詰めていかないと、目標設定からアプローチがねじれてしまいます。

自分自身で伝える所も限界もありますし、やっぱり一番は自分自身で切り開いていってもらえる様にどうモチベーションを上げるか・保つかの所かと思います。

これからも、まだまだな自分なので力不足で心に響かないかもしれませんが、次世代面談の対象のスタッフは宜しくお願いしたいのと、新規に立候補してくれる方が増えてくれば良いなと思っています。