なせばなる

いきいきリハビリケアに入職してはや12年が経過しようとしています。
エリア長以上になってからが現場でセンター長をしていた頃よりも長くなろうとしています。

この間色々な経験をしてきました。
センター長として本部として　毎日が勉強であり、常に振り返って日々成長もできていると感じています。

大事なのは、仕事をどう振り返るか？何の仕事を与えられるか？自分で何の仕事を見つけてくるか？

立場が人を育てると言います。もちろんそうですが、ただ立場だけ与えられてもそうでもないとも逆に言えます。

その立場になって何を考えて、どう実行して、振り返るか？
ここをやっているかやっていないかでは数年後に大きな「差」になっています。

ここを本当の意味で経験している人には多くの事を語らなくても通じます。
ただそうでない方にはどれだけ口で説明しても、図式化しても伝わらない事が多いです。

ただ諦める事はしたくないので、どうするか考えます。
結果が難しいかいけそうなのかは、ある意味方向性の話を聞けば経験上直ぐに分かります。

ただ、頭ごなしに否定しても難しい事も分かっています。
僕自身も自分で考えて、人から聞いて、経験して時間をかけて得てきたものなので、そう一筋縄でいけない事も分かってはいます。

時間かかりますが、結果が見えていてもやらせてみてという所もある意味しないといけない所もあります。（実際に時間がある時はそうさせています。その後の振り返りも一緒に行う）

　時間がたっぷりある時はのんびりそれでも良いですが、問題なのは時間に制限がある場合です。
この際に時間をかけてという所もありますが、結果をある意味短時間で出さないといけない所もあるので、〇〇の通りにしてください！としてもらうのがある意味一番早いです。
でもそこはできるだけしたくないので、ヒントを与えて考えさせて、自分で出した答えがそのようになる様に関わっていく事を意識しています。

でも人の気持ちはそう単純ではありません。この辺は僕との信頼関係をどのくらい築けているかにもよりますし、信頼を本当の意味で作るのはその何倍も時間が掛かります。この辺のマネジメントが本当に難しいです。全部を僕がやりだすとハード面的に自分自身にある時間では絶対的に足りないし、そこをすべきでもない。

人にしてもらおうと思うと、その経験できてきていない部分での思考と共に一緒に考えていかないといけない所もあります。全部を１～10迄説明する時間もないし、口や視覚で説明しても理解も難しい所も多々あります。

例：交通事故を起こした事が無い人に気を付けてくださいと言ったり結果を伝えたりしても本当の意味で気を付ける事が出来ないのと同じ感じです。

非常に難しいですが、別にただ単にすべてが相手が悪い訳ではなく、導き方の問題もあると思っているので、常に最善な結果になる様に、全体を考えて、本当に必要な所を考えて、伝えて、聞いてという所を繰り返してでしょうか？

まだ自分自身でも正直今まさしく悩みながらやっている所であるので、明確に答えが出ている訳でもありませんが、試行錯誤しながらやっていくのみです。

　色々関わっている時に、なかなか理解してもらえずに、思考同士が敵対する様な形になる事もない訳でもないです。ここも関わる上での範囲内だとは思っておりますが、結果、近道なのか遠回りなのかもわかりませんが、時間が限られている時には特に自分自身も若干の焦りもあります。

ただ、いつもスローガンの様に言っていますが、皆に幸せになってほしいという所はブレずにかかわっているつもりではあります。

結果が上手くいき、その上手くいった結果を基に、皆に幸せになってほしいし、皆にも皆を幸せにしてほしい。その思いだけです。

議論し、思考同士が敵対する事があっても、結果理解しあい、幸せになれればと思っています。