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やはりどうも、どれだけ忙しいからといって、まるで書けないのは、
毎日の生活と言うか、日常の居かたに落ちていないのだと思う。 しかし、これだって、それほどこちらの都合でしたりしなかったりするものでもないと言われ、 それについては、『ああ』と思ったので、書き方の練習と思って、又、はじめます。 現在、四本の演出を同時進行中。 文化座の「大つごもり」が終わったばかり。 これは、樋口一葉の作品だが、改造社の初出時には、「大つもごり」と、誤植されたそうで、 本屋に行って、店員が本のことを知らないとか、 某国営放送のアナウンサーがイントネーションがひどいとか、 「今時の者は」は、明治の昔からかわらずに言われてきたのかもしれない。 とにかく「大つごもり」が幕を閉じて、 今年一番タイトな、ギィ・フォワシイ・シアター「湾岸から遠く離れて」の本番がまもなく、 という状況の中、 市民劇団N「民話劇・夕鶴」と、 SPACの「しんしゃく源氏物語」が、前倒しの稽古をすでに行っていて、まもなく本格的な稽古。 再演だが、両公演ともキャスティングは刷新。 能登演劇堂と静岡芸術劇場。 双方これまでに十年を超えて、演出してきたが、 あの高さと空間は、すばらしい。 あらたに空間を埋めることも考えねばならない。 もう一つは、まだ世間には出ていないが、 劇団昴・サードステージ。「クルーシブル」 本番は来年の十月なのだが、キャスティングのためのワークショップと、 そのための台本のピックアップをしている。 これは、いわずと知れた、アーサーミラーの「るつぼ」。 すごい本だと、改めて感じている。いい機会を作ってもらった。 来年度はもう一つ、ここもはじめての仕事になるが、名取事務所。 本は今ロシアの現代演劇でもっとも人気ある作家。ナジェージダ・プトゥーシキナ 未翻訳だが、やはり慾出来ているようだ。面白い。 来年は五月に、久々に、子供のための舞台も。 劇団未踏。スタッフが面白い人選。 その前に、キンダースペースの本公演と、方の会の新作もある。 スターダスの卒業公演は、かって文化座で新作上演した、「笑う招き猫」 若手女性漫才師の話で、生徒たちは今、授業で漫才のワークショップをしている。 授業を見学されると、多分、遊んでいるのではないかと思われる。 ワークユニットのモノドラマも今年は十数本あるだろう。 二人の長老と、若手に期待。 そのユニットは今、三枝の演出で、来月、二本立ての公演の稽古をしている。 ……どうも宣伝みたいになってしまう、だから書きたくないのかもしれない。 とりあえず、報告。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.25 12:02:16
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