復活劇!
まずは陸上競技。大阪国際女子マラソンで渋井陽子選手が5年ぶりの優勝を果たした。初マラソン世界最高を記録し、将来を嘱望された渋井陽子であったが、その後は耐えるレース展開に適応できず、前半からガンガン飛び出すレースをしては途中で失速するという失敗を繰り返した。1万メートルでのスピードが過信となったのかもしれない。しかし、今日は行きたい気持ちを抑えて耐えて、後半に使える足を残した見事なレースでした。失敗から学んだことを見事に成功へと活かした成長振りは圧巻でした。続いては、大相撲の朝青龍。本割では白鳳に破れ、共に14勝1敗となった優勝決定戦で、見事に白鳳を寄り切った。場所前は出場を危ぶまれた状態であったにも関わらず、始まってみれば初日から14連勝。集中力が高まれば、手負いであっても大関以下が相手にならないことを奇しくも証明してしまったようだ。今までの横綱とは違う価値観をもつ横綱であるが本業の相撲での力はやはり頭抜けている。