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2023.01.15
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​すさまじい感染力を持つオミクロン株の変異株
 今、「BQ.1.5」「XBB.1.5」などのオミクロンの変異株が感染を急拡大しています。これらはオミクロンの変異株ですが、従来のオミクロン株をしのぐ感染力を持ち、免疫をたやすくすり抜けて感染拡大するという衝撃的な報告がなされています。

「BQ.1.5」「XBB.1.5」とは、オミクロン株から派生したいろんなタイプが組み合わさって誕生した変異ウイルスということで、ギリシア神話に登場する架空の生き物にちなんだニックネームがつけられました。

 「BQ.1.5」(ビーキュー)と呼ばれる変異株は、ヘビとイヌが合体した冥界の番犬ケルベロスと名付けられました。一方、「XBB.1.5」(エックスビービー)は、「グリフォン」と名付けられました。「グリフォン」とは上半身がワシで下半身がライオンという想像上の生き物です。

 「グリフォン」と呼ばれる「BQ.1.5」(ビーキュー)の変異株は、2022年11月下旬よりアメリカでものすごいスピードで感染を拡大しています。2022年12月31日時点では、新規患者の40%が「XBB.1.5株」感染者で、ニューヨークなどの北東部では実に75%がこのXBB.1.5株感染者に置き換わったとまで報告されています。このように感染力がすさまじいとされるグリフォンと呼ばれる「XBB.1.5株」とは一体どんな特徴を持つ変異株なのでしょうか。

​        ​ 感染予防対策を呼びかける元気な医師イラスト

オミクロン変異株「XBB.1.5株」の症状​
「XBB.1.5株」の症状は、発熱、咳、喉の痛み、 味覚嗅覚障害 、倦怠感、筋肉痛、関節痛、頭痛、吐き気などの消化器症状、肺炎や急性呼吸器疾患に似ているとしていますが、これらは従来のオミクロン株と同様の症状と考えてよいでしょう。

 重症度に関しては、XBB株の場合、従来の新型コロナ感染症よりも重症度は上昇していないといえます。シンガポールMOHからの発表では、XBB株の症例はオミクロン株と比較して、入院のリスクが30%低いとされています。

 しかし、XBB株の安心できない点は再感染率の高さにあると言っても過言ではありません。つまり過去に新型コロナにかかっているから大丈夫とは言うわけではなく、オミクロン株に感染して回復後1~3か月後にすぐに再感染した例もあります。こうした症例から、XBB株は再感染率の高さが非常に高いのが特徴であり、感染者が回復によって獲得した免疫を容易にすり抜ける可能性が高いことを示しています。

 日本では2022年12月20日時点では、XBB株は感染者全体の1%程度にとどまっていますが、今後急速に拡大していくことは懸念されます。
​      
​         ドクターイラスト・感染予防対策万全のかわいい医師


変異株は生まれ続けるのか?
 現在、抗ウイルスワクチンの開発、新手のウイルス株の出現といたちごっこの様相を呈しています。明確な治療法があるわけでもなく、決定的な抗体薬が開発されるまでこのいたちごっこは続く可能性はあるでしょう。

 新型コロナウイルスが世界的に流行しはじめて以来、これほど、新手の変異株が次々と出て来る症例も珍しいとされています。ただ、ウイルスが変異すればするほど、弱毒化する傾向にあるという情報もあるようですが、強毒性をもった変異株の出現という最悪なケースも考えておく必要があります。

​        男女研究員イラスト 研究所のふたり​


スペイン風邪の場合
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 1918年に猛威をふるったスペイン風邪の場合はどうだったでしょうか?スペイン風邪の場合は、世界の死者数は5000万人~1億人とも推測され、死者数だけで言えば、新型コロナウイルスの10倍以上です。また、スペイン風邪は新型コロナの場合と違い、高齢者より20代から40代の若い世代の死亡率が高かったといいますが、これは高齢者がスペイン風邪以前に世界的に流行した同じ型のインフルエンザに感染していたことによる中和抗体が作用したと考えられています。

 結局、スペイン風邪は1918年、1920年に二つの大きな波を形成し、その後、急速に収束に向かっていったと見られています。これは、感染することによって感染者の体内で質の高い中和抗体が作られていった結果であるとみられています。(いわゆる集団免疫の獲得)

 新型コロナの場合、今のところ、感染してできる中和抗体が、後に出現する変異株に対して決定的に有効であるとはいえないようです。ただし、変異株の感染力は強化されているものの、重症化は低下の一途をたどっており、弱毒化の傾向にあるように思えます。

 今後、新たな変異株による第8波の感染拡大の可能性も危惧されますが、私たちが取る対応策はシンプルでこれまでと変わらないと言えます。つまり、高品質のマスクを着用し、換気や空気のろ過をまめに行い、必要な検査を受けてワクチン接種を受けるということです。

 近いうちに、新型コロナの収束宣言がなされることを期待しながら、油断のない生活の日々送っていきましょう。


             ​​   コロナマスクイラスト・病院










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最終更新日  2023.01.15 20:11:06
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